【五島美術館】
[館蔵]秋の優品展
「白・黒・モノクローム」
会期:2023年8月26日(土)ー10月15日(日)

 

 

行ってきました走る人

 

今回の展覧会は、五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から、「白・黒・モノクローム」をキーワードに水墨画や禅画、書、陶芸などの約50点が紹介されています。

墨線の濃淡や白色と黒色の“せめぎあい”から生まれる美の世界です。

 

※撮影NGのため画像は”チラシ”から。作品内容は公式HPなどを参考にしています。

 

⇩重要美術品 尹大納言絵巻断簡 鎌倉時代 14世紀

↑白黒だけかと思うけれど、口元には紅色が・・・。

実物でも目認識するのは困難でしたが、チラシの表面では、紅色がうっすらと見えますよ~。

 

今回、特集展示として館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開!

 

 

私の楽しみにしていたのは~期間限定展示(10/7~10/15)のこちら。

 

五島美術館収蔵=

「国宝 紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」

「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段 復元模写 加藤純子筆」

 

※ポストカード

右:「国宝 紫式部日記絵巻 五島本第一段」

~藤原斉信と藤原実成が、宮の内侍と紫式部を訪ねる場面。

中:「国宝 紫式部日記絵巻 五島本第二段」

~髪を上げ正装で奉仕する女房たちの様子。

左:「国宝 紫式部日記絵巻 五島本第三段」

~儀式の後の宴の様子。

 

『紫式部日記』は、

『源氏物語』の著者紫式部(生歿年未詳)が、平安時代、寛弘5年(1008)7月から同7年(1010)正月までの約1年半の間に書き遺した日記。

藤原道長の娘であり一条天皇の中宮であった彰子に仕えた紫式部が、彰子の2度の皇子出産とその祝賀の華やかな様子を中心に、当時の権力者道長をめぐる様々な平安貴族の様子を生きいきと描き出した日記文学の傑作です。

 

公式サイトに少し説明があります↓

 

 

10/11、「紫式部日記絵巻について」”ギャラリートーク”があり参加。

紫式部の略歴や紫式部日記絵巻の概要をわかりやすく説明して頂きました。

 

そのお話の中で、10/11から始まった、東京国立博物館で「やまと絵展」で、↑の「五島本第二段」と「五島本第三段」との間にあったといわれている「重要文化財 紫式部日記絵巻断簡」が展示されているそうです。

 

まだ行ってませんが、少し興味を持ってどこかのタイミングで見に行きたいと思っていますウインク

 

 

このギャラリートークは、展覧会の最終日10/15にも、10/11と同一内容でイベントが行われます。電話予約が必要。

    

◆ギャラリートーク~

「紫式部日記絵巻について」

*10月11日と同一内容

10月15日[日]14:00~15:00頃

 

聴講してよかったので、ぜひバイバイ

(満席になっていたらごめんなさい🙇)

 

「紫式部日記絵巻」は、毎年秋に1週間程度の展示だそう。次回は来年の秋ということですね。

 

↓公式サイト

 

人懐っこい猫ちゃんイエローハーツがいました。。

 

(2023/10 撮影)