日本橋三越本店 本館7階
「第70回 日本伝統工芸展」
会期:2023年9月13日(水)〜9月25日(月)

[入場無料]

 
 
行ってきました走る人
現在、日本橋三越で、今年で70回目の日本伝統工芸展が開催されています。
『卓越した精緻の技と美』
 
この展覧会は、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する日本工芸の技と美が集結する公募展です。

陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸7部門の一般公募作品1,112点より厳正な鑑査を経て選ばれた入選作と重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の最新作を含む557点が並んでいます。
 
※撮影OK作品と撮影NG作品がありました。
 
画像は受賞作品の一部です。
 

●日本工芸会総裁賞

漆芸=彫漆箱「遥かに」
松本達弥 ⇩

 
 
●高松宮記念賞

木竹工=神代杉柾目造板目象嵌二段卓
福嶋則夫 ⇩

 
 

●東京都知事賞

金工=布目銷盛象嵌扁形鉄花器「阿吽」
鹿島和生 ⇩

 
 
●日本工芸会保持者賞
諸工芸=有線七宝抽象文花器
柴田明 ⇩
 
 
●第70回記念賞
染織=紬織絣着物「みなも」
大髙 美由紀 ⇩
 
 
●第70回記念賞

漆芸=蒔絵箱「木洩日の熊谷草」
鬼平慶司 ⇩

 
 
●日本工芸会奨励賞

陶芸=彩泥線紋鉢「花びらだんす」
宇佐美 成治 ⇩

 

 

●日本工芸会奨励賞
諸工芸=截金飾筥「光彩万華」
藤野聖子 ⇩
 
 
●朝日新聞社賞

人形=陶彫彩色「霧笛」
中村弘峰 ⇩

 
↑の画像の作品以外の受賞作品です。
全部で19作品の受賞作品です。
すべて、しっかり見てきましたラブ
 
●文部科学大臣賞
染織=友禅訪問着「波に魚」
大村幸太郎

●NHK会長賞
陶芸=焼締窯変壺
山本佳靖

●日本工芸会会長賞
染織=縠織着物「Garden」
海老ヶ瀬 順子

●第70回記念賞
木竹工=楡木画飾箱
島田晶夫

●日本工芸会奨励賞
金工=朧銀地象嵌匣「時」
奥村公規

●日本工芸会奨励賞
金工=朧銀盛器「式」
松本育祥

●日本工芸会奨励賞
木竹工=花籠「斑入り」
江花美咲

●日本工芸会新人賞
染織=木版摺更紗着物「蒼晶」
鈴田清人

●日本工芸会新人賞
漆芸=乾漆蒟醬箱「瑠璃藤花」
北岡道代

●日本工芸会新人賞
金工=鍛黄銅合子「月夜の浜辺 サメガレイ」
植田 千香子
 
★★受賞の総評は↓の公式サイトに掲載されています。
 
出品数が多いなか、今回、私がキューンとなったのは、人形部門。
表情や仕草が可愛すぎる恋の矢
 
⇩人形=木芯桐塑布紙貼「風花」
野田 リツ子
 
⇩人形=木彫布貼彩色「夕暮の響」
真鍋 道
 
⇩人形=木芯桐塑木目込「これなに!」
山越 けい子
 
⇩人形=木彫布貼「落慶法要」
部谷 きよみ
 
 
先日、パナソニック汐留美術館で展覧会がありました”中川衛”作品も。
 
⇩象嵌朧銀花器「煌めき」
金工 重要無形文化財保持者
中川 衛
 
 
出品数が557点。丁寧にみすぎると一日では足りませんショボーン
受賞作品を主に見るか、好きな部門を中心に見るのも良し!です。
 
展示会場に受付場所があるので、チラシとともに、部門別に分かれた展示場所の案内図を手にしての鑑賞をおすすめします。
 
”伝統工芸”というと、何か堅苦しいのかと思いきや、何とも自由・・・自由・・・。
”匠の技”に新しい技と美。日本工芸の”現在”です。
 
また美しいものをみましたオーナメント
 
そういえば、本日朝の「日曜美術館」で、工芸展の特集していました。
 
入場無料。9/25(月)まで。
その後、全国を巡回します。
 

 

巡回スター

    

第70回 日本伝統工芸展

東京:2023.9.13 (水) ー9.25 (月)
愛知:2023.10.5 (木) ー10.9 (月)
京都:2023.10.11 (水) ー10.15 (日)
大阪:2023.10.18 (水) ー10.23 (月)
石川:2023.10.27 (金) ー11.5 (日)
岡山:2023.11.16 (木) ー12.3 (日)
島根:2023.12.6 (水) ー12.25 (月)
香川:2024.1.2 (火) ー1.21 (日)
宮城:2024.1.24 (水) ー1.29 (月)
福岡:2024.2.7 (水) ー2.12 (月)

 

 
(2023/9 撮影)