【国立西洋美術館】

企画展「ピカソとその時代」がある中、常設展も充実していますニコニコ

 

常設展

2020-21年度新規収蔵作品より~~

 

2020年度収蔵

下矢印1863年 ジョン・エヴァレット・ミレイ《狼の巣穴》

⇧画家の4人の子どもたちが、自宅のグランドピアノを狼の巣に見立てて遊ぶ情景。

愛らしい子どもを物語的な要素とともに描く絵画は「ファンシー・ピクチャー」と呼ばれる。

なんだか不穏な空気も感じますねえ、、、無気力

 

2021年度収蔵

下矢印1906年 アクセリ・ガッレン=カッレラ《ケイテレ湖》

⇧フィンランド中部にあるケイテレ湖。

美しい森と湖で知られる北欧の国を代表する風景画。画中の大部分を占める湖には雲や森が映り込み、風が銀灰色に煌めくさざ波を生じさせている。

★国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」

昨年の展覧会で展示されていた作品です★

 

 

ラブ現在展示中の作品を数点ラブ ※順番は何の意味もありません"(-""-)"

 

下矢印1612-13年頃《眠る二人の子供》ペーテル・パウル・ルーベンス

⇧あどけない寝顔を見せるこの子供たちは、画家の兄の子、クララ(右)とフィリップ(左)。

この作品とても好き飛び出すハート毎回見て癒されるぅニコニコ

 

下矢印1876年頃《ピエタ》ギュスターヴ・モロー

⇧聖母マリアが十字架より降ろされたキリストの亡骸を抱えてその死を嘆く。

 

下矢印1655年頃《悲しみの聖母》カルロ・ドルチ

⇧暗い背景に淡い光背に包まれ、深みのあるラピスラズリの青のマントを身にまとった聖母マリアの美しさと悲痛な表情が印象的です。

 

下矢印1630年頃《豊穣》ペーテル・パウル・ルーベンス

⇧画面中央の若い女性は「豊穣」を表わし、彼女の膝には「豊穣の角(コルヌコピア)」。角からこぼれ落ちる果実は、人間に対する自然の恵みを象徴。

 

下矢印1760-63年頃《桃、李、杏》アンリ゠オラース・ロラン・ド・ラ・ポルト

⇧強い光に輝く果実の写実的な描写。

本物みたいですね~🍑

 

下矢印《鳥罠のある冬景色》ピーテル・ブリューゲル(子)

⇧ピーテル・ブリューゲル(父)(同名)の原作を息子が模写したもの。人気の構図でとくに優れた作品。

画面の右の木立に鳥罠が仕掛けられ、その下の凍った川では人々がスケートをしている。ただ手前の氷の上にも穴があり、スケートをする人々と罠の餌食となる鳥たちとは同じ運命にあることがそれとなく示唆される。

 

下矢印1599年《アブラハムとイサクのいる森林風景》ヤン・ブリューゲル(父)

⇧ピーテル・ブリューゲル(父)の次男。神に息子を犠牲に捧げるよう命じられたアブラハムが、息子イサクと共にモリアの地へと旅をする場面。

 

下矢印1730年頃《眠る羊飼女》ニコラ・ランクレ

⇧田園風景の中で戯れる一組の男女。人物の姿、服装は理想化、貴族化されている。

 

下矢印1881年頃《立ち話》カミーユ・ピサロ

⇧何気ない農村の日常。女性の足元は描き直しの跡がみられ、両足を揃えていた姿から垣根に寄りかかるような自然な形に変更されたそう。

 

下矢印1920年《カジノのホール》キース・ヴァン・ドンゲン

⇧1920年代のドンゲン作品には、ファッショナブルな社交界や街の情景、流行の衣裳を着けた婦人たちを描いたものが多い。

 

下矢印1921年《レ・サーブル・ドロンヌ》ピエール=アルベール・マルケ

⇧海に近い河口の町ボルドーで生まれ育ったマルケにとっては、親しみの感じられる風景。この海の色、灰色かかった薄い半透明の青緑は、マルケにだけ出せる海の色。

 

下矢印1879年頃《ブラン氏の肖像》エドゥアール・マネ

⇧グレーのシルクハットに青紫の夏服を粋に着こなし、小道でポーズをとるブラン氏。晩年、印象派の画家たちから影響を受けた明るい自然光の表現。

 

下矢印1876年《花の中の子供 (ジャック・オシュデ)》エドゥアール・マネ

⇧実業家オシュデ家の長男ジャックが庭草で顔を覗かせている。その傍らにはマネの作品に時おり登場する装飾鉢が置かれている。

 

※昨年、練馬区立美術館での「日本の中のマネ」展で、マネ作品が日本には少ないことを知り、何げに見ていたマネ作品をじっくりみるようになりました。↑の2作品はその貴重な作品。ここ国立西洋美術館にあります※

 

【お知らせ】

国立西洋美術館は、

2023/1/23(月)から3/17(金)まで、館内整備のため全館を休館。


(2022/11 撮影)