地方創生の理想像 | 古材屋の温故知新

地方創生の理想像

地方は日本における多様性の源泉です。
日本の魅力は狭い国土ながら、多様な地方があります。
地方がさびれれば、創発性の源泉である多様性が失われます。
これは都市に住んでいる人の問題でもあるのです。
地方に住む人は
自分のルーツやアイデンティティがそこにあるから、郷土愛を持てる。
お金やパワーを持つ都市に住む人が、
どれだけ地方創生の意義を理解できるのか?

これまでの地方対策は公共事業や商品券など、バラマキの発想でした。
なぜそうなるか?
地方に人がいないからです。
人材がいれば、お金は自然に集まります。
受け皿がなければ、いくら地方にお金が回ってもムダ金にります。
やはり人づくりが最も大事です。

いったん都会で勉強して戻ってきてもいいと思います。
まず人の移動があり、その後にお金が移っていくというのが理想です。