長女はお友達と積極的に連絡をとって「あそぼ、あそぼ」と誘うような女の子ではありませんでした。
誘われれば出掛けていたようです。
あとは、サークルの集まりがあると喜んで参加していました。
サークルのような何十人と集まる多人数の中では、密な人間関係を作る必要がないから気楽だったようです。
コロナ渦でリモート授業になり、ただでさえ人と関わる事を面倒臭がっていた長女が、ますます孤独になって行くのは気を付けなければならないと感じていました。
私は時間を見つけては長女を家から連れ出すようにしていました。
自粛期間も散歩や公園でのランチを楽しんでいました。
コートダジュールでは同居している者同士ならカラオケOKとの事だったので、ちょくちょく行って自粛のストレスを発散していました。
私は長女が楽しんでいると思っていました。
でも、違いました。
いや、楽しんではいたと思います。
ただ、孤独は埋まらなかったようです。
長女は常に孤独でした。
どんなに楽しんでいても、それは私が楽しいと感じている満たされた感覚とは違っていたと思います。
なぜ、長女の孤独に気がつかなかったのか?
なぜ、死にたいと思っている事に気がつかなかったのか?
もう、長女の自死をことさら嘆き悲しむことはありません。
諦めました。
なくなった者は帰って来ないし、何を感じて何を思ってあちらの世界を選んだのかも、本当のところはわかりません。
『長女が好きだったから』と思って作っているお菓子も、長女に届くとは思っていません。
私が長女の為にしたくて行っている行為です。
長女の自死を認め、もう会えない事を理解し、触れられる長女の存在を諦める事は出来ました。
でも、『なぜ気づかなかった』という、母親としての自分自身への思いが、毎日小石を飲み込むように少しずつ気持ちを重くしていくように感じてしまいます。
当たり前ですね。
娘が自死して、以前のように毎日楽しく生きていかれる筈はありません。
『あなたのせいじゃない』
『気づかなかった自分を責める必要はない』
頭ではわかっていても、心が理解できずに、ずっと小石を飲み込み続けてしまいます。
どうしうようかな?
定期的に小石を吐き戻そうかな?
一生小石を飲み込み続ける事ができる、大きな胃袋をそだてようかな?
それとも、小石を消化できる強力な胃酸を作る?
まだ、どうできるのかわかりません。
ただ、今のところそれに立ち向かう自分を『挑戦者』だと思い、挑む事を楽しもうと思っています。
長女の声は、もう聞こえません。
ごっこ遊びは終わりました。
でも、寂しくありません。
私は自死した長女と一緒に生きていけますから。
『挑戦者』
いい響きです!
誘われれば出掛けていたようです。
あとは、サークルの集まりがあると喜んで参加していました。
サークルのような何十人と集まる多人数の中では、密な人間関係を作る必要がないから気楽だったようです。
コロナ渦でリモート授業になり、ただでさえ人と関わる事を面倒臭がっていた長女が、ますます孤独になって行くのは気を付けなければならないと感じていました。
私は時間を見つけては長女を家から連れ出すようにしていました。
自粛期間も散歩や公園でのランチを楽しんでいました。
コートダジュールでは同居している者同士ならカラオケOKとの事だったので、ちょくちょく行って自粛のストレスを発散していました。
私は長女が楽しんでいると思っていました。
でも、違いました。
いや、楽しんではいたと思います。
ただ、孤独は埋まらなかったようです。
長女は常に孤独でした。
どんなに楽しんでいても、それは私が楽しいと感じている満たされた感覚とは違っていたと思います。
なぜ、長女の孤独に気がつかなかったのか?
なぜ、死にたいと思っている事に気がつかなかったのか?
長女の自死後、台風のように大暴れしていた気持ちが落ち着いて静かに思い返せるようになった今は、この『なぜ』が、現在の私の楽しいという気持ちを少し薄めてしまっています。
もう、長女の自死をことさら嘆き悲しむことはありません。
諦めました。
なくなった者は帰って来ないし、何を感じて何を思ってあちらの世界を選んだのかも、本当のところはわかりません。
『長女が好きだったから』と思って作っているお菓子も、長女に届くとは思っていません。
私が長女の為にしたくて行っている行為です。
亡くなった長女が喜んでいると思いたくて、お菓子を作っています。
長女の自死を認め、もう会えない事を理解し、触れられる長女の存在を諦める事は出来ました。
でも、『なぜ気づかなかった』という、母親としての自分自身への思いが、毎日小石を飲み込むように少しずつ気持ちを重くしていくように感じてしまいます。
当たり前ですね。
娘が自死して、以前のように毎日楽しく生きていかれる筈はありません。
『あなたのせいじゃない』
『気づかなかった自分を責める必要はない』
頭ではわかっていても、心が理解できずに、ずっと小石を飲み込み続けてしまいます。
どうしうようかな?
定期的に小石を吐き戻そうかな?
一生小石を飲み込み続ける事ができる、大きな胃袋をそだてようかな?
それとも、小石を消化できる強力な胃酸を作る?
まだ、どうできるのかわかりません。
ただ、今のところそれに立ち向かう自分を『挑戦者』だと思い、挑む事を楽しもうと思っています。
長女の声は、もう聞こえません。
ごっこ遊びは終わりました。
でも、寂しくありません。
私は自死した長女と一緒に生きていけますから。
『挑戦者』
いい響きです!