2010
H22年
・7月30日
午後5時以降
つづき
熟年の医師が来た
医師は腰を低くかがめて
優しく、穏やかな声で語りかけた。
「覚えてる?
さっきボクが診たんだよ!
ここは、ボクの病院だよ」
あっ!思い出した!!
診察室で聴診器当ててくれた
『お月さん』先生だ
…思い出した!…
…思い出した!…
さっきの“大群”の
一番先頭で
“仁王立ち”して
私を真剣に
“一心”に見つめていた
あの迫力の
“険しい”表情の
□…白衣の医師…□
◆…司令長官…◆
に見えたのは
『お月さん』先生
だったんだ。
『お月さん』先生は
また、にこやかなお顔に
戻っていた。
そして、しばらく
私の様子を見ると
カーテンの外に消えていった。
それから、次々に
“年配”の医師ばかり、
わざわざICUに訪れて
“診察”に来てくれた。
年代から察すると
各科のトップ(部長)の方々だ
丁度外来が終わって
駆けつけてくれた様子だ。
まずは、消化器外科か
“外科”の医師。
激痛“患部”を診てくれた。
「一目診て
…ダメだ!
大量出血する。
危険だから手術できない…」
そう言い残すと
カーテンの奥に出ていった。
次に診察に来てくれたのは
“精神科”の医師だった。
搬送前の病院からの引き継ぎで
うつ状態で服用していた
薬一式を確認してから
来てくれた様子で
薬の内容は把握していた。
症状や生活状況など
今までの経過を一通り聞いてくれた。
不安障害が強く
近所の心療内科で
“パキシル”を以前
長年服用していた事を話したら
SSRI系
“パキシル”より後発売の
現在服用している
“ジェイゾロフト”
の方が
より安全だと話してくれた。
かなり前に
◆…慢性疲労症候群…◆
と『東京女子医大』で診断された事を話すと
「あれは“診断基準”が
はっきりしてないからなぁ…」
っと、呟いた。
◆…慢性疲労症候群…◆
を知っている医師だった。
(この病は前章の
特集記事で記したが
患者数が多く
相当大変な苦しみを
背負っている患者さんが
大勢いるにも関わらず…
認知度が低すぎる。
まだご覧頂いてない方は
※このブログの11月掲載中!
是非とも目を通して欲しい。
(知らない医師が大勢いる病です。)
次は
眼科医が訪れて
“角膜”を診てくれた。
前病院で、
深夜の歩行のために
コンタクトを着けたまま
入院していた。
目が赤くなっている事を
看護師が見つけて
念のため報告済みだったようだ。
・ICUから出て、動けるようになったら
眼科外来で、測って
家族にを買ってきてもらうように…
アドバイスして帰って行った。
続いて
総合診療科
…リハビリテーション…の
医師が入って来た。
今までの生活状況全般
入院するまでの経緯…
運動機能など確認して行った。
『なんて凄い“体制”の
病院だろう!!』
辺りは暗くなったようだ。
最後に
綺麗なお姉さんが
来てくれた。
あの…独特の
…α波…の声で
『また、来ますからね
大丈夫ですよ』
っと、優しい声で囁いた…。
まだ残ってくれていたんだ。
お姉さんが帰ると
少し不安になってきた。
何で、こんなに
“大騒ぎ”になったんだろう
…まだ…意味不明…
…ドラマかぁ…
またしても、そう思った…。
これが、
…明日もあさっても、その次も…
…“永遠”…
…“とわに”…
“命と闘う”
“本人”である事の
“自覚”が全く無いまま
いつしか…
眠りについた。
関東→*TDL*
☆…スプラッシュマウンテン…☆
関西→*USJ*
☆…ジュラシックパーク…☆
初め…トロトロ~チンタラ~
急加速⇒
⇒猛スピード⇒
急落下
急降下
バシャーン
⇒ ずぶ濡れ ⇒
ビショビショ
の
…とっても長い
“1日”だった…
P.S
そう言えば、救急車に
一緒に乗りこんだはずの
お姑さんの姿が見えない!?
あれから、どうしていたのだろう?
・主治医
「まだ全くわからない…」
〈なぁ~んにも解らないけど〉
・呼吸困難
・超右心肥大
・心不全
・肺機能不能
・酷い肝硬変
■…心臓・肺・肝臓…■
3つの臓器
“一斉に”機能不全
■…多臓器不全…■
その上、それぞれの臓器に
水がたまっていた!!
かなり“進行”した
“極めて”
…“危険状態”で…
運ばれてきたが
何なんだか…
医師全員!
わからなかった…。
最初から危なかった
…退院後の主治医の証言
当時のカレンダーには
一応
【肺高血圧の疑いあり】
と記録されている。
お姑さんも何がなんだか
解らなかった…。
ICUに入れてもらえず
とぼとぼ帰ったらしい。
P.S
お知らせ
明日19日
朝7時から7時45分
おはよう日本NHKで
慢性疲労症候群
について放送される予定です。
ぜひ、ご覧下さい
H22年
・7月30日
午後5時以降
つづき
熟年の医師が来た
医師は腰を低くかがめて
優しく、穏やかな声で語りかけた。
「覚えてる?
さっきボクが診たんだよ!
ここは、ボクの病院だよ」
あっ!思い出した!!
診察室で聴診器当ててくれた
『お月さん』先生だ
…思い出した!…
…思い出した!…
さっきの“大群”の
一番先頭で
“仁王立ち”して
私を真剣に
“一心”に見つめていた
あの迫力の
“険しい”表情の
□…白衣の医師…□
◆…司令長官…◆
に見えたのは
『お月さん』先生
だったんだ。
『お月さん』先生は
また、にこやかなお顔に
戻っていた。
そして、しばらく
私の様子を見ると
カーテンの外に消えていった。
それから、次々に
“年配”の医師ばかり、
わざわざICUに訪れて
“診察”に来てくれた。
年代から察すると
各科のトップ(部長)の方々だ
丁度外来が終わって
駆けつけてくれた様子だ。
まずは、消化器外科か
“外科”の医師。
激痛“患部”を診てくれた。
「一目診て
…ダメだ!
大量出血する。
危険だから手術できない…」
そう言い残すと
カーテンの奥に出ていった。
次に診察に来てくれたのは
“精神科”の医師だった。
搬送前の病院からの引き継ぎで
うつ状態で服用していた
薬一式を確認してから
来てくれた様子で
薬の内容は把握していた。
症状や生活状況など
今までの経過を一通り聞いてくれた。
不安障害が強く
近所の心療内科で
“パキシル”を以前
長年服用していた事を話したら
SSRI系
“パキシル”より後発売の
現在服用している
“ジェイゾロフト”
の方が
より安全だと話してくれた。
かなり前に
◆…慢性疲労症候群…◆
と『東京女子医大』で診断された事を話すと
「あれは“診断基準”が
はっきりしてないからなぁ…」
っと、呟いた。
◆…慢性疲労症候群…◆
を知っている医師だった。
(この病は前章の
特集記事で記したが
患者数が多く
相当大変な苦しみを
背負っている患者さんが
大勢いるにも関わらず…
認知度が低すぎる。
まだご覧頂いてない方は
※このブログの11月掲載中!
是非とも目を通して欲しい。
(知らない医師が大勢いる病です。)
次は
眼科医が訪れて
“角膜”を診てくれた。
前病院で、
深夜の歩行のために
コンタクトを着けたまま
入院していた。
目が赤くなっている事を
看護師が見つけて
念のため報告済みだったようだ。
・ICUから出て、動けるようになったら
眼科外来で、測って
家族にを買ってきてもらうように…
アドバイスして帰って行った。
続いて
総合診療科
…リハビリテーション…の
医師が入って来た。
今までの生活状況全般
入院するまでの経緯…
運動機能など確認して行った。
『なんて凄い“体制”の
病院だろう!!』
辺りは暗くなったようだ。
最後に
綺麗なお姉さんが
来てくれた。
あの…独特の
…α波…の声で
『また、来ますからね
大丈夫ですよ』
っと、優しい声で囁いた…。
まだ残ってくれていたんだ。
お姉さんが帰ると
少し不安になってきた。
何で、こんなに
“大騒ぎ”になったんだろう
…まだ…意味不明…
…ドラマかぁ…
またしても、そう思った…。
これが、
…明日もあさっても、その次も…
…“永遠”…
…“とわに”…
“命と闘う”
“本人”である事の
“自覚”が全く無いまま
いつしか…
眠りについた。
関東→*TDL*
☆…スプラッシュマウンテン…☆
関西→*USJ*
☆…ジュラシックパーク…☆
初め…トロトロ~チンタラ~
急加速⇒
⇒猛スピード⇒
急落下
急降下
バシャーン
⇒ ずぶ濡れ ⇒
ビショビショ
の
…とっても長い
“1日”だった…
P.S
そう言えば、救急車に
一緒に乗りこんだはずの
お姑さんの姿が見えない!?
あれから、どうしていたのだろう?
・主治医
「まだ全くわからない…」
〈なぁ~んにも解らないけど〉
・呼吸困難
・超右心肥大
・心不全
・肺機能不能
・酷い肝硬変
■…心臓・肺・肝臓…■
3つの臓器
“一斉に”機能不全
■…多臓器不全…■
その上、それぞれの臓器に
水がたまっていた!!
かなり“進行”した
“極めて”
…“危険状態”で…
運ばれてきたが
何なんだか…
医師全員!
わからなかった…。
最初から危なかった
…退院後の主治医の証言
当時のカレンダーには
一応
【肺高血圧の疑いあり】
と記録されている。
お姑さんも何がなんだか
解らなかった…。
ICUに入れてもらえず
とぼとぼ帰ったらしい。
P.S
お知らせ
明日19日
朝7時から7時45分
おはよう日本NHKで
慢性疲労症候群
について放送される予定です。
ぜひ、ご覧下さい