2010

H22年6月10日


私は病院県立病院の診察を
終えた。


前主治医が移動になって


引き継ぎの医師の診察は
3度目だった。



診察時間は、前の主治医よりはるかに、短くなっていた。


付き添い兼車運転で同行してくれた主人は


どうも今度の医師が
気に入らないようだった…

大した変化もなく、
同じ薬を受け取った。


今日の通院は、お姑さんも一緒だった。



この病院の初診は
自宅から通院したが、2度目あたりから世田谷から通院した…(記憶)…。



世田谷からだと車で、
片道…1時間位はかかった。



…いつも お姑さんが
小さなおにぎりおにぎり
お茶を持たせてくれたが、


今日はどこかで食べて帰ろう…と
言う事になった。



・駐車駐車場スペースが広々とした


『ラーメンラーメン屋』に入った。


チェーン店化していない
初めて入る、小さな店だった。


昼どきなのに、客は私達1組だけ…。



ラーメンラーメンを注文してすぐ私はトイレトイレに向かった。


きちんと清掃された
気持ちの良い 白い洋式トイレだった。



便座に腰掛けたとたん、何か



“後部”で “妙”な感触が走った…。



立ち上がって何気なく振り返って見ると、



便器“いっぱい”に
『鮮血』が広がっていた。


私は またしても
“大きな病”の“兆候”を見逃してしまう…。



何の“不安”も“疑い”もなく、フツウにトイレから出た…



そして…
運ばれて来た、ラーメンラーメンをすすった。



味は、“まあまあ”だった…。



たまたま、立ち寄った…

・名もなき店の

・名もなき一杯の

・名もなき ラーメンラーメン


私の『人生』


これが『最後』の


【外食】となる…。



もちろん
「イエス・キリスト」
のように…



一杯の“葡萄酒カクテルグラス”も付いていない…。



私の生涯…



クローバー最後の晩餐ナイフとフォーククローバー】となる…。






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