発想の視点力 ★★★
三谷宏治
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■比べる視点
1比べて、共通点でなく矛盾を探す
2広く遠く比べて、不変や変化を探す
3例外と比べて差を探る
4周縁、その他と比べて差を探る
・なんでこんな商品があるんだ、こんな店がよく生き残れるな、
このブランドって誰を狙っているんだかわかんない・・・。
こういう発見だけで止まらず、
その矛盾の陰に本質が眠っているかねしれない。
一見無価値なのに、存在しているもの、
その理由を追求する。
■比べる視点の使い方
・矛盾…自分の行動の中での矛盾を探し、その原因を考える
・変化…最近明らかになってきた、嗜好・価値観・行動の変化を探す
・例外…一度だけやったインパクトある例外行動を振り返り、その理由や学びを振り返る
■ひとは行動を観てはかる
・意見を聞かず、行動を観る
ニーズやウォンツと呼ばれる曖昧な定性情報を明確化し定量化する手法として
アンケートや投票、インタビューなどがある。しかし、現代のような成熟社会においては、
そのような調査の効果が大きく低下しつつある。
そもそも、ひとはそれほど合理的でなく、かつ、その行動や意向をきちんと言葉で説明できない、
という指摘が根強い。しかも、一つの事象(たとえば、ハンバーガーを食べる食べないといったこと)は、
他の多くの事象や状況と複雑に入り組んでおり、
アンケートやインタビューで簡単にその意思や判断理由(どういうとき食べる?)を
確かめることはできない、とも言われている。
・行動を観てユーザーをしる「エスノグラフィー手法」
そのほうが面白いことが見つかるから、これまで見えなかったことが見えるから。
自分の会社の商品やサービスが、
本当はどう使われているかを観察しよう。
満足度を聞くのではなく、満足そうに使っているかどうかをじっくり観よう。
使いやすいかどうかをじっくり観よう。
使いやすいですかと尋ねるのではなく、不便そうにしていないかを見極めよう。
■コンビニで商品分析
・カテゴリを搾って、商品の棚どり状況をみて、何で外れたかを考える。
・新商品の寿命推定
店頭で見つけた新商品をメモして、日付の横に「推定寿命」をすぐ書き込む。理由も。
寿命推定した品目は、必ずチェックし、棚おちしたら、自分の推測がどうだったかを反省する。
可能ならチェーンを何種類かカバーして比べると、もっと面白いことに気がつくだろう。
自分のマーケティングセンスを鍛える!
自分が取り扱っている分野で試す。
