暑くて暑くてサントリーホールに到着したらこんな感じになっていました。
ロビーより客席の方が涼しいと思い早めに着席
すると舞台から美しいハープの音が
調弦あっメロディーも
もう既にめちゃくちゃ綺麗な音が聴こえる
サントリーホールは素晴らしい音はより素晴らしく響き、その反面ダメな音を誤魔化すことができない「演奏者の力量が問われる」ホールだと改めて感じました。
今日も大好きな都響に
指揮 アラン・ギルバート
池松さんのコントラバス協奏曲
ハープが吉野直子さん
わくわく
まずは2曲目
エドゥアルド・トゥビン作曲
コントラバス協奏曲
演奏会で聴くのは初めてです。
夫所有のHåkan Ehrén のCDがあるので演奏会前に少し聴いてみた。
今日の演奏は家で聴いたのより、冒頭のテンポが少し早め
ンたぁーらジャッジャッ
ンたぁーらジャッジャッ
ンたぁーらジャッジャッ
強めでコントラバスが
みぃ〜ぃっドっド〜〜〜シ♭〜
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これだけでもう
『砂埃が舞う戦場で車が行きかい、人々の不安や物騒な銃が響いているイメージがするよね』と夫に言うと…
『プログラム見たやろ』と突っ込まれ
『いや、プログラムにはここまで書いてないにょ』と反論したものの、最後に動揺して『にょ』って噛んでしまうこゆ
地味なイメージのコントラバス協奏曲を地味と思わなく感じることができてとても楽しかった。
コントラバスの主題がオケに引き継がれ、基本の
ンたぁーらジャッジャッ
ンたぁーらジャッジャッが膨らんだりしぼんだり…こういう曲が好き
池松さんの超絶技巧が余すことなく現されていた長いカデンツァもトロンボーンやテューバも活躍してあっという間に素敵な演奏は終わってしまった。
前半が好調だからシェヘラザードもいい演奏になりそう
交響組曲【シェヘラザード】
この曲を演奏会で聴く度に…
シェヘラザードって何だか小品ぽいなぁと思う時と、いやいやもはや交響曲でもいいよねと思う時がある。
どの曲にもあてはまる事だけど、特にこの曲は、個々の奏者の技量がしっかり保てていないと聴けない曲であり、オケの真価が問われる曲かにゃあ?
今回のシェヘラザードは、期待どおり素敵な演奏でした。
特に木管は美しい音が繋がっていて、その中でもピッコロの高音はその場を明瞭に決定付けるかのような安定した綺麗な響きに感じました。
吉野さんのハープは今日の全ての曲において、あたたかい音や幻想的な音、透明感のある音や神秘的な音が聴けました。
私が家でよく鑑賞するアバド・ルツェルンのマーラーの3 番にも乗っておられてその時のお姿と今も変わらないなぁと思い…勝手に親近感
コンマス矢部さんのソロもとても良かったです。
最後の一音だけ当たりきらなかったのかな?とも感じましたがそんな私の思いなんて直ぐに消え、終わりの終わりである最後の余韻がきちんと保たれ、千夜一夜の物語が静かにその幕を閉じるかのようにタクトが下ろされました。
奏者と聴者が一体となって1つの作品を作り上げた感
拍手が起きるまでの間が永遠のようにも感じられ、その長さも含めて全てが「シェヘラザード」でした。
都響のチケットは残り3 公演
エリアフ・インバル
ヤクブ・フルシャ
アラン・ギルバート
ダニエル・ハーディング次回
大野さん次々回
そしてこれからチケットを購入したい
ファビオ・ルイージ
トゥガン・ソヒエフ
アンドレス・オロスコ=エストラーダ
…チケット取れるかな
もうすぐ発売日
皆様も私もいい席が取れますように