映画『婚約者の友人』 | こよりのブログ

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桜坂劇場の会員証の更新をして、映画鑑賞券を2枚もらったので、映画を観てきました。

 

1本目は『婚約者の友人』。

2016年フランス、ドイツ

監督:フランソワ・オゾン

出演:ピエール・ニネ、パウラ・ベーア

 

(映画.comhttp://eiga.com/movie/87538/より解説を引用)

「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、エルンスト・ルビッチ監督作「私の殺した男」の原作としても知られるモウリス・ロスタンの戯曲を大胆に翻案してオリジナルストーリーとして昇華させ、モノクロとカラーを織り交ぜた美しい映像で描いたミステリードラマ。1919年、ドイツ。婚約者フランツをフランスとの戦いで亡くしたアンナは、フランツの両親と共に悲嘆に暮れる日々を送っていた。ある日、アンナは見知らぬ男がフランツの墓に花を手向けて泣いているところを目撃する。アドリアンと名乗るその男は戦前のパリでフランツと知り合ったと話し、彼が語るフランツとの友情に、アンナもフランツの両親も癒やされていく。アンナはアドリアンに次第に惹かれていくが、実はアドリアンはある秘密を抱えていた。アドリアン役に「イヴ・サンローラン」のピエール・ニネ。「ルートヴィヒ」のパウラ・ベーアがアンナ役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した。

「観てよかった」と思える映画でした。

宣伝文句では、やたら「ミステリー」とか「新たな謎の扉が」とかいう言葉を使って煽りすぎな気がしますが、落ち着いたヒューマンドラマだと感じました。

次々と予想していなかった展開になっていくのですが、無理やりな感じはなく、ありそうな話で、そこがとてもよかったのだと思います。「絶対悪者」な人も出てこないし。

 

フランス人のアドリアンがドイツで疎外感を感じる状況と、ドイツ人のアンナがフランスで感じる居心地の悪さが対になっていて、前半と後半で立場が逆転したような、ドラマチックなストーリー展開が面白かったです。

 

ほぼ白黒なのですが、時々カラーになるのがちょっとステキ。目が悪いので、白黒だと見えにくくて疲れます。ドイツの食卓のシーンで、いつもお母さんが「ご飯にしましょう」と、テーブルに鍋を持ってくるのですが、あれはどんな料理なのかがとても気になりました。白黒だから、鍋の材質も分からないわ!

 

 

 

 

 

以下、ネタバレですが

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アドリアンの秘密というのは、フランツの友人だったというのは嘘で、実は自分が戦争で殺した

相手がフランツで、罪の意識に耐えられず、家族に謝りたくてドイツを訪ねてきたということでした。それを知ったアンナは、そのアドリアンの嘘を一人で抱え込み、周囲の人の気持ちを救うように嘘を重ねていきます。それが、私にはできないと思いました。アンナ、背負いすぎやろー!

 

いろんな人の感想を見てみたら、「アンナ役のパウラ・ベーアが美しかった!」と書いている人がたくさんいましたが、私は好きな感じではなかったなー