2021年の夏と2022年の夏。
小学生の息子はコロナに感染しました。
(1回目はデルタ株。2回目はオミクロン株。)
息子は2回共、高熱が数日出たものの、
その他の症状や後遺症はなく過ごせました。
でも、身体よりも、心への影響が大きく、
色々な不安や心配を抱えながら過ごした、感染後の2年間。
一番大きい影響は、マスクを外せないこと。
(コロナに限らず)色々な感染症に対する不安が大きくなり、
飛沫が飛ぶことへの恐怖(というか嫌悪⁉)もあるようです。
デルタ株の時は、両親揃ってフラフラ、
母親である私は、入院までしてしまったので、
息子の不安は凄かったようで、(実際泣いていたし、)
コロナって怖い!と全身で感じたために、
その後は、どんなに暑くてもマスクを外せず、
学校の先生が熱中症を心配して声を掛けてくれても
「僕は大丈夫!」と頑なに拒否したようです…。
ただ、そんな状況でも、2回目の感染をしたので、
「どんなに気をつけてても、感染するんだ」
という諦め・開き直りもあったのか??、
去年の秋以降は、少しずつ(特に)屋外では
マスクを外す活動ができるようになりました。
なので、今までのうっぷんを晴らすかのように⁉、
色々なスポーツを始め、かなり活動的になりました。
でも、やはり学校や屋内ではマスクを外せないし、
家族以外の人とお泊りだなんて論外だったようで、
学校の移動教室に行きたくないと、ずっと言ってました…。
(どうなることかと思いましたが、今年、無事行くことができてホッ)
ちなみに、今は、学校でのマスクは「基本なし」
となっていますが、ほぼ全員しているようです。
(子どものクラスでは、実際にそうでした。)
もはや、感染症への不安というよりも、
顔を見られるのが恥ずかしいとか…、そういう割合の方が多いのかな。
子どもにしてみたら、
3年間「マスクをしろ」と言われ続けてきて、
急に「もういいよ」と言われても戸惑うし、
思春期だったら、なおさら色々思うことありますよね。
夏が来て(暑くなって)、自然にマスクもしなくなる…
という日がやって来るのでしょうか。
・・かなり根深い問題のような気もします。
でも、みんなの笑顔が見られる日が来るといいな
と思います。