まだまだ夏の日記は続きます。

この夏よくよく食べた鯛素麺。
七夕の節会でもお出ししました。
炙った鯛の旨味を鰹出汁に移した、
温かい素麺です。
上には、炙った鯛とスダチの輪切りをのせています。
スダチの爽やかさが鯛の美味しさを
引き立ててくれます。
夏のグッタリとした身体には、
温かい素麺が沁みました。
ちょうどスダチも旬ですから、
今の時期にも。またいいですね。
私の大好きな一品。
作り方を記しておきます。
是非やってみてください。
①昆布と 鰹で出汁をとる。
②鯛のサクをグリルで焼き、皮だけバーナーで少し焦がし、冷めたら皮目を下にして鯛を1.5センチ幅にカット。
③鰹出汁を火にかけ、カットした鯛を入れ、脂と旨味を移して取り出す
④取り出した後、出汁が白濁してしまってるので、一度さらしでこし、透明な美しい出汁にする。
⑤よい加減に度茹でた素麺を水でしめる。
⑥出汁を火にかけ、素麺を泳がせた後、器にもる。
⑦鯛の切り身とスダチをのせ、出汁をはって出来上がり。
(注)くれぐれも、鯛の出汁をとるからと、
アラを使ったりしないでね。
脂っこく、上品さに欠けてしまいます。(実践済よ)
切り身を出汁でグラッとさせる程度で、十分旨味は移ります!
そして、鯛は、出来ればやっぱり天然の真鯛のサクがいいですね

脂も香りもよく美味しいです。
おもてなしにもいいでしょ?
日本酒飲んだ最後のシメにもね。
寂綾-jakuryou-
すべてのお席をお申し込みいただき、参加者の皆様、THE COVER NIPPONのスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。


