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「和敬清寂」


茶道の精神を表した言葉。

この言葉に、すべてのお茶の心が込められてるといわれています。

有名な言葉ですが、あらためて意味を思い返しました。


「和」 お互いに心を開いて仲良くするということ

「敬」 尊敬、お互いを敬いあい、自らを慎むこと、道具、人、万物への敬の念。

「清」 見た目だけでなく、心の清らかさ

「寂」 どのような事態も何ものにも乱されない、不動の心


(裏千家HPより一部抜粋、参考にいたしました。)


私の「寂綾」という名前。


静寂の「寂」に、綾子の「綾」。

授戒会でこの名前をいただいた時は、

10代の若さながらに、いい名だと、本当に嬉しかったのを覚えています♪


しかし、38歳になった今でも、「不動の心」とは、私に最も足りないもの・・。

いいも悪いもすぐに浮き足立ってしまいますから。

どのようなことが起きても、慌てず、ぶれない心を持つこと。


「寂」の心を養うには、日常の努力と心がけ・・。


「寂綾」の名をいただいたのは、今の私への思し召しだったの?

20年前に、私が、浮き足だった大人になると、わかっていたかのようじゃない(笑)


そろそろ、戒名に相応しい自分にならなければ、

自分としっかり向き合わなくてはダメですね。
暦のあるくらし-10/6稽古花
花入・・・有馬籠

花・・・吾亦紅 女郎花、藤袴、段菊