今日の四字熟語キーワード
牡羊座
「硯池法船~けんちほうせん~」
仏教の経文を写すこと。写経。「硯池」はすずりのくぼんだ部分、墨池のこと。「法船」は苦しい現世を海にたとえ、それを渡る船に仏法をたとえた言葉。この両者を併せ、精進して来世を願い、経文を静かに写すことをいう。
牡牛座
「原心定罪~げんしんていざい~」
人を処断するときは、本人の動機をよく究明し、それに基づいて罪刑を決定するということ。
双子座
「元気溌剌~げんきはつらつ~」
気力があふれ、生き生きとしていること。「溌剌」は、魚が勢いよく飛び跳ねるさま。
蟹座
「源清流清~げんせいりゅうせい~」
根本が正しければ結果も良い。川の流れは、水源が清く澄んでいれば、自然に流れも清らかであるということ。
獅子座
「言近旨遠~げんきんしえん~」
言葉は卑近であるが、内容は深遠である。やさしい表現で深い意味・趣旨を伝えること。
乙女座
「懸河之弁~けんがのべん~」
立て板に水の弁舌。勢い良く流れる水のように、よどみなくすらすらと流暢な弁舌のたとえ。
天秤座
「現世利益~げんぜりやく~」
この世に生きている間の利益。仏・菩薩の恵みを指す。大乗経典に強く説かれ、これを祈願するのを現世祈祷といって、密教ではいろいろな修法を行う。
蠍座
「厳正中立~げんせいちゅうりつ~」
他の国が戦っている間はどちらにも味方しない立場を守ること。
射手座
「見性成仏~けんしょうじょうぶつ~」
自分に執着し、外物に執着する自己の心を徹底的に掘りさげ、自己の本性として見るべきものは何もないと見極めたとき、その身はそのまま仏に他ならないと悟り得られるという禅宗の根本主張。
山羊座
「権限委譲~けんげんいじょう~」
自らの権限を他にまかせ、譲ること。
水瓶座
「懸崖撒手~けんがいさんしゅ~」
崖から手を離して落ちるような決心で、決然として物事を成し遂げる。
魚座
「狷介孤高~けんかいここう~」
自分の意思を守り、品格を保つこと。