おはようございます



今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

著/福徳秀介





ジャルジャル好きな友達が勧めてくれました。🫶

とてもよかったです。
ページをめくる手が止まりませんでした。

あらすじ

 関西大学2年生の小西徹(とおる)は、憧れの大学生活とはほど違い、冴えない日々を送っていた。日傘をさして、人目を避ける。友達は1人。

 そんなある日、大教室で1人の女子学生に出会う。お団子頭の、笑うと目の下にシワができる彼女。小西は次第に彼女に強く惹かれていく。

 小西の彼女への想いは実るのか---。
 
 生きることの尊さを考えさせられる、純粋で、ユーモアたっぷりで、驚異的な恋愛小説です。

​感想

 福徳さん、天才やん。

 結末までが長い前奏のようだった。終盤にかけて、だんだん点と点が繋がって線になっていった。直線ではない、ウェーブがかった水面のような線。

 福徳さんの紡ぐ言葉がどれも素敵だった。「初めまして」の言葉ばかりだけど、「これからもよろしくお願いします」と言いたくなる。


 『幸せ』を少しでも早く伝えたくて、

 『好き』を少しでも時間をかけて伝えたい


 ありがとうは大切。それ以上に大切なのはどういたしましてですよ。二つで一つの言葉。


 

今日の空が一番好き、