KATO タキ43000とパンダ工業インレタ その3 | ダイス・クエイドのブログ

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パンダ工業のインレタが新たに手に入ったので、別のタキ43000の改良作業に入りました。

パンダ工業のインレタは、日本オイルターミナルマークが4両分収録されています。


偶然にも手持ちの古いタキ43000は12両あるので、4両1組で3回に分けて作業できることになる為、前回の3両(+記事にはしていない1両)を第1グループ。今回の4両が第2グループといった感じになります。

インレタで番号が用意されている43472と43483に仕立てた2両。これをきれいな状態のタキ43000をイメージして、インレタ転写後のクリアーは前回の艶消しではなく、半光沢を吹きました。

半光沢クリアーだと艶消しクリアー程、見た目に変化は無い感じです。


43483の車輪はトミックスのペイントマーカー黒系サビ色を塗りましたが、当方では車輪清掃に無水アルコールを使っているので、車輪を掃除すると側面に塗ったサビ色のうち、外周部分が落ちてしまうことが判明したので、側面をペイントマーカーで塗る方法は他のタキでは取り止めにしました。

アルコール系の塗料だから、アルコールで落ちるのは当たり前ですよね(^^;;)

▼右側の台車、車輪部分の外周が一部、またはほぼ全て落ちてしまっています。

▼拡大してみました。

元々レールのサビ表現を目的にしている製品なので、レールの側面を塗った時に誤ってレール上側を塗ってしまったとしても簡単に拭き取れることを想定しているはずで、アルコール系成分であることと併せて当然といえば当然過ぎることでした(^^;;)

そういえば金属部を塗装する時に、メタルプライマーを塗って塗料の食いつきをよくするんだったけなあ……と朧気に思い出しました。

一方で車輪側面の塗装を見送った43472は、代わりというわけではありませんが、台車枠に艶消しクリアーを吹いて、プラスチック感を少しでも消してみようと思いました。

▼写真左が台車枠に艶消しクリアーを吹いた43472。光沢が43483より若干抑えられています。

ただ、よ~く見ないとわからないレベルなので、今のところ他のタキでは施さない予定です。

台車、そして車輪側面の塗装は一度記事にもしていますが、とりあえず全て振り出しに戻ってしまいました(^^;;)。

いずれのタキ43000もかなり古い製品であり走行歴も長いので、車輪側面の銀色が目立つ状況の改善は、車輪の交換も含めて再度検討したいところです。

3両目は初期ロット車の43024にしました。

こちらは古びた感じを出そうと思い、主にタンク上部から側面にかけてウェザリングマスターの白色を擦り付けて、その後タンク上部にサンド系を、タンク下部にマッドを擦り付けました。

側面のうち、台車に近い部分は多少車輪のサビが飛んできそうな気がするので、サビ色を少し擦り付けてみました。
その後、インレタとウェザリングマスターの保護を兼ねて艶消しクリアーを吹いて仕上げました。

4両目も初期ロット車の43030

こちらも43024と同じ作業を施しましたが、現在運用されている車両らしく、貨物コンテナで使ったパンダ工業のエコレールマークを転写しています。

汚した2両を上方から撮ってみました。

サンド系の色を使い過ぎたせいか、砂ぼこりを浴びたような感じになってしまいましたが、製品そのままの青一色とは違った雰囲気だけは出せたと思います。

汚れにまみれながら、人々の生活に必要なガソリンを、機関車に牽かれて黙々と運び続けてきたタキ43000と言った感じにはなったかな……と自己満足しております(^^)

ちなみにタキ43000の初期ロット車は1967年に製造されているそうなので、2020年現在も運用されているとしたら今年で53歳! 貨車って形式消滅でもしない限り結構長く使われるものなのでしょうか……。

タキ43000の改良作業も、残り4両になりました。