（株）宏陽 中村です。
山口16期・17期・18期ですがZEH水準の建物です。
使用している断熱材は高性能EPSというものです。
写真のグレーの発砲スチロールが高性能EPSです。
ZEH仕様の建物ですと床の断熱材も高性能EPSになります。
壁は従来よりも少し厚くなります。（60ｍｍ→73ｍｍ）
（※写真は別現場）
この高性能EPSについてご説明いたします。
ビーズ法ポリスチレンフォームと呼ばれドイツ生まれの発泡プラスチック系断熱材です。
特徴は
・施工性の高さ
・施工にあわせて簡単にプレカットができる。
・6倍の速さで施工ができる
・品質が安定
・天気に左右されず施工ができる
一番すごいのが断熱性能が長期的に安定しているということです。
断熱材でメジャーなところはグラスウールです。
グラスウールはガラスを高温で溶かしてミクロン（1000分の1ミリ）単位の細い繊維にして綿状にしたものが中に
入っています。
時間が経過するとこの中の綿状のものが下に下がってきてしまうことがあります。
高性能EPSですとそのようなことがありませんので時間が経過しても性能が変わりません。
EPS断熱材ですが南極で40年使用されていてもほとんど劣化していなかったことが証明されているそうです。
他の断熱材と比べても性能の劣化は少ないことも認められています。
カビや腐食にも強いので安心な断熱材です。
山口16期・17期・18期では壁の他にも床材にも使用しています。
床の断熱材の厚さは10㎝です。
断熱性能5、一次エネルギー消費量は6の建物になります。
山口17期3・4・5・6号棟は基礎工事中です。
枠が外れて配管工事が終わりました。
今月中に上棟するのか・・・！
写真は5号棟です。
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