(株)宏陽 中村です。
図面でたまに見かけるこの方位↓
この方位には北が2つあります。
円の中に書いてある「北」と「真北」です。
「真北」ってご存じでしょうか。(ちなみに読み方は「シンボク」です。)
この画像を見ると「北」と「真北」には3.87度ズレがあります。
方位がズレているとはどういうことなんでしょうか。
恥ずかしながら私はよくわかっておらず今回調べてみました。
真北(TN = true north)とは
ある地点を通過する経線あるいは子五線が示す北。
北極点の方向。
北と書いてある方は正式名称は「磁北」(MN = magnet north)と言います。(読み方はジホク)
磁石で表示される北です。
この真北と磁北は基本的にズレています。
東京では真北に対して磁北は西側に約7度ずれています。このズレ(傾き)を偏角(ヘンカク)といいます。
このズレは場所や時間などで変化します。
建築の設計をする際に使用するのは真北のほうです。
真北を使って北側高さ制限などの計算をしています。
地積測量図に記載されている北は通常磁北です。(例外もあるそうです。)
公図についても調べましたが人によって磁北と書いてあったり真北と書いてあったりでよくわかりませんでした。
公図に記載されている北はほとんどあてにならないと書いてあるものもありました。
意外と決まってないものなんですね。
また調べてわかり次第追記します。
磁北は飛行機の航法などに使用しています。他には家相・風水を見る際には磁北を使います。(流派によって違う場合もあります。)
建築の設計の際には真北を使うので鬼門である北がズレていた!なんていうトラブルもあるそうです。
気を付けないといけませんね。
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