こんにちは。こやてらです。
将来飲食店を立ち上げたくて、いろんなお店を回ったり、

いろんなコト・モノに触れてイメージを膨らませ中です。
このブログは、それまでの記録として始めています!

 

 

本日は、片栗粉の不思議について、、、。

 


先日、お店の開店準備中にオーナーの畠山央至さんと話していて、

ふと疑問に思ったので調べてみました。

 

 

片栗粉の由来


片栗粉は、もともとユリ科の「カタクリ」の球根からとれる

でんぷんで作られていたため、「カタクリ」粉と呼ばれていました。
カタクリから作られるでんぷんはごく少量のため、

江戸時代末期に原料として多くのカタクリが

採取されたことにより、その数は激減してしまったらしい、、、。


明治時代以降、北海道で栽培が推奨されていた

「ばれいしょ」から作ったでんぷんが、

カタクリから作られるでんぷんと

同じような性質を持っていたため、

片栗粉の原料として使用されるようになったとのこと!


なるほどーーーー!
日々日常で使っているものの歴史を辿ると

意外と面白いことに気がつきますね。







身近に使われるでんぷんの種類と特徴


でんぷんは、穀類、いも類だけではなく、

葛やわらびなどの植物や樹木の幹を原料に作られます。

どれも色や粉の質感はよく似ていますが、

その性質は似て非なるものです。
(実際、使い分けはよくわからない、、、、。)

普段こんなことをするタイプではないですが、
片栗粉の他、一般に見かける
「コーンスターチ」や「かんしょでんぷん」の
3種類の性質を比較表にしてみました。
(表にしてみたものの、使いわけの仕方などがわかるわけではない、、、笑)



 

 


とろみ以外にもつかわれるでんぷん


比較表のように、お湯に溶かすと粘度が高まる要素のあるでんぷんですが、

あんかけに使用するようなとろみ付け以外にも、

お菓子等にも使われることもあるんです!

ゆべしや葛餅のようなもちもち、

ぷるぷるとした和菓子作りに使用したり、

小麦粉と合わせてクッキーに使用したりすれば

普段よりもサクサクにしたりと様々な用途があるんですね。
 

 

まとめ


今回、何気ない会話から片栗粉や、

でんぷんについて調べてみましたが、

意外と知らないことが

たくさんあることが分かって面白い!!

特に、飲食店のスタッフとして働いている中で、

料理に関することや、調理法だけではなく、

食材ひとつをとっても理解することで

自分の仕事の幅が広がるなと感じました。


知れば知るほど楽しい食の世界、

これからも飲食コンサルティングのプロのもと

でたくさん勉強していきます!