20代前半に、苦労の甲斐あって、何とか小さい頃からなりたかった仕事につくことができました。自分の思っていた仕事のイメージと現実とは結構違いはあったものの、当時は「自分にはこの職業しかない」と信じていたので、自分では前向きに仕事にがんばっていたつもりだったし、周りの人も親切な人が多く、同期の同僚とも毎晩のように飲みながら愚痴を言い合っては楽しい時間を過ごしていました。
勤務先はそれまで住んでいたところから遠かったので引っ越し、以前からよく遊んでいた友達たちとも頻繁に会うことはなくなりました。もともと一人でいることも好きだったので、最初は寂しいとか思うことはほとんどありませんでした。
それから徐々に昔の友人たちの結婚が続きはじめ、そろそろ自分も・・・と思い始めるようになりました。当時は彼女もおらず、職場には年下の独身女性すらいなかったし、ましてや職場以外で女性と知り合うことはあり得ませんでした。
自分は容姿が優れているわけではないし、どちらかというと性格で勝負するしかないと思ってはいたけど、その性格を知ってもらえる機会さえないというのは厳しい状況でしたね。
たぶん周りの人は、私のことを行動力があると思っているようですが、実は恋愛に関してはかなり真面目(というより奥手)で苦手、今までそれが原因で何回もチャンスを逃してきたことがあり、とても後悔しています。
そんな焦りを感じながら30代に突入し、もともと住んでいた土地に転勤で戻ることになりました。
新しい職場は比較的年齢層が若く、独身女性(といっても同年代ぐらいですが・・・)もわりといるような感じでした。
(続く)