子供がお友達と劇を作っている。

それを撮影しようとしているようだ。

うちの子は言われるままに、よくわからず一緒にやっている。


お友達のお父さんのつてで、劇場は無料で借りられるらしい。

が、電気代か機材代かが必要らしい。


それでお金が必要だとなった訳だ。

日本であれば、親が割り勘で支払いそうなものだし、それが一番手っ取り早い。


が、アメリカ人の親は子供自身に資金調達させようとするようだ。


カップケーキを焼いて、フロスティングして売るということになった。

ここでまた私は思ったのだ、割り勘したら簡単でむしろ安くつくのでは…と。

でもそういう問題ではないというのはわかっている。


それで、子供たちでベイクセールをした。


アメリカ人はこういった取り組みをよくわかっているので、協力的だ。


売る時に何にお金を使うのかを子供たちが説明して、

おつりは気持ちだからいらないよ、と余分にお金を払ってくれる人も多い。


あと、カップケーキはいらないけど、

寄付させてね、と言ってくれたり。


とっても貴重な経験ができた。


ただ時代の流れで現金を持ち歩いていない大人が多いのだ。

買いたいけどお金持ってない…みたいな。

個人間でお金のやり取りができる方法があるので、

電子決済も使えます!と書いておくとよいかもしれない。

実際そうやって払ってくれた方もいたので。