古家野昌樹の今日は何日和? -3ページ目

生きてるだけで 愛

うんうん、一気に読み干しました。

前回の記事で登場した「本谷有希子」氏の本を買ってきて読破

わははー

これだよ!これこれって期待を裏切らなかったですね

こんな感じの書くんだろうなーって予想してたけど、まさにピンポイント

このイカれた感じがおいらの感性にジャストフィット!!

多分普通じゃない、恋愛?小説

でもねー、なんかあの狂った中に確実に純粋な部分が出てくるんだな

その瞬間脳みそぐわーーんって感じ

これや!この一言につきますな

狂った中にある確実な純粋な瞬間をおいらは求める

あれを覚えたら、生半なことでは普通の世界にもどれませんよww

というわけで別の作品も読みあさってみよう

そしてこの秋から舞台があるみたいなんだがだれか一緒にいかないか?

新聞を読んでいて、ある演出家さんの言葉に

感銘を受けたというか、そうだ!その通りだ、と感じてしまった。

自分が表現したかった部分ていうか、近いというか、そんな感じに思えた。

「本谷有希子」

名前は一切知らなかったけど、何やら結構な人らしい

「人間はどれだけ濁にまみれていても、1%でも清に対する希望や願い
マシな人間になりたいという考え、その部分がきれいなんだと思う」との事。

阿部薫を例に出してしまいますが

彼の演奏はとても激情的で暴力的、発狂的なサウンドだが美しい。

そう感じている。

何も分からず聞くと、ただのノイズにしか思えない

だけど彼の演奏を聴くたびに心のどこかに引っかかる何かを感じていた

そしてとても美しく感じれるようになった。

発狂、暴力、悲愴、怒り、人間の負の部分を全力を持って表現している

絶対に本人も言わないだろうし、否定もするかもしれないけど

狂いに狂って、自分の胸の内にある負の部分をサックスをもって吐き出しているが

どこかに「だれか助けてくれ」と言葉にならない何かがあるんじゃないか?

本谷氏の言葉で言うなら1%でも清に対する希望や願い

というもののような気がする。

ただね、あそこまでの演奏をするのだからとてつもなく深い闇を経験して

発狂寸前まで追い込まれる何かがあって

それでもなお同じことを繰り返して

発狂してみたり

そんな中で1%の助けてくれと願う気持ちが

きっとあのサウンドにあると思うし

人々の記憶に残っているのかもしれない。

はっきりいってあの音は練習して出せる音じゃない。


「誰か助けてくれ」ってほとんどの人が心のどこかにある言葉かもしれない

でも助けて欲しい反面、そんなこと言うのはカッコ悪いし相手に迷惑かけてしまうんじゃないか?

そういう想いが、この言葉を発せずにいられる。

そんな気持ちを誰にも感じてもらえず、どんどん自分を追い込んでうつになったり

さらに言えば人知れずこの世からいなくなったり


大丈夫だよ

君には素晴らしい仲間がいる

勇気を持って助けを求めてみてもいいんじゃないか?

結果的にその人を助けられないかもしれない

でもね、きっとその人は自分のサインをわかってくれた人

理解してくれた人として思ってるはず

でも最後の瞬間まできっと感謝の言葉を述べないだろう

しかしその期間はきっと幸せな時間だったかもしれない。

短い時間でも人間的なぬくもりを感じてくれたならそれでいい

だから俺を踏み台にして幸せになってくれ

俺は絶対に負けない。

Freejazz

きがつけば7月

最近色々わかったことがありました。

FreeJazzについて

19歳で「阿部薫」の洗礼を受けた

こんな…、こんなものがあっていいのか?

当時はまだ若かったし、よく分からないというのが本音だが
豪快に酒を飲んでる時にヘッドホンで爆音にして聞くと
なんだかわからないけど驚く程よく効いた。

僕自身ドラマーとデュオでやったり
ノイジーなバンドでおかしなことになったり
ドランカー時代はフリージャズを取り入れた曲もやった

しかし今まで阿部薫スタイルで演奏することはほとんどなかった

怖いという意識はある
こんなものを人前でやっていいものなのか?
エンターテイメントだったり音楽の本質とは真逆の方向性。
解釈によってはごく当たり前の方向性かもしれないが

ちょっとこの前録音してみたんです。
ようつべにアップしてるから適当に探してみてください

やってみて思ったことは、上記のような考えはもとろんあるし
エンターテイメントとしての音楽は好きだし
優しいスムースジャズは大好きだ。

しかし、しかしだ、実際に阿部薫スタイルでやってみたら
思いのほかしっくりきた。

100%以上のフルスイングでやりきったと思ってる。

でも自分の音源を聞いて阿部薫を改めて聞くと

1000%以上のフルスイング
どうやったらこんなサウンドが出せるんだ?

やっぱりあの人神がかってるわ

一回演奏してみて思うのは
次はどういう演奏をしようか?とかじゃなくて
どうやったらあの領域へ行けるのか?
そんなことばかり考えてしまう。


阿部薫曰く、僕は目の前の椅子が自分の演奏で吹っ飛ぶような音を出したい、とのこと。

僕はこの空間の壁をぶっ壊したいって感じた。

いわゆるミステリアスゾーンを垣間見たい、その一心である。

この世界と精神の極北を結ぶ不思議な空間の扉をぶっ壊す。

そういう世界に行ってみたいと思っている。

おかしな世界に入ってしまったなと思う2012年7月

暑さに負けずに頑張ろう