先日、家族で食事に出かけた時のこと。

 

食事を終えて最後に支払いをしようとすると、レジにいた男性の名札がチラリと見えました。

 

○○と書いてあったので、「そう言えばこの辺りは、○○クンの家の近くだったな・・」

 

と何十年も前の、元彼のことを思い出していました。



 

そしてその男性は私にお釣りを手渡したのですが、

 

よくよく見ると元彼、本物の○○クンだったのです・・。

 

昔とほとんど変わっていないその姿にびっくりして、思わず見いってしまいましたが、

 

彼は私に全く気がついていない様子でした。

 

家族がいたので声もかけずにその場を去りましたが、

 

そのあと色々な思い出が頭の中を駆け巡りました。



 

当時、クリスマスにプレゼントを買ってくれると言うので買い物に出かけたのですが、

 

特に欲しいものも見つからず、何も買わずにそのまま家まで送り届けてもらいました。

 

そして別れ際に小さな箱を手渡されたのですが、その箱に入っていたのはハートのネックレスだったのです・・。

 

彼はその日丸一日中、その箱をずっとポケットに入れたまま私と過ごしたのですね・・。

 

その日の出来事は、何十年経った今でも私の記憶に深く刻まれ忘れられない思い出となっていました。



 

そんな思いもつかの間、何十年ぶりに再会した彼の姿を見て何だか少しがっかりしたのです。

 

人は生きてきた姿そのものが、その人の姿かたちに映し出されます。

 

年を取れば取るほど、生きてきた生活や人生そのもの全てが映し出されるのです。

 

そういう意味では、彼の姿は見るからに「アルバイトを転々としている」様子でしたし、

 

「結婚もしているのかどうか」と言った姿かたちだったのです・・。



 

初恋は初恋のままで・・良き思い出は、良き思い出のままで。

 

昔の彼には、いつまでも素敵な男性のままであって欲しいものですね・・・。