いくつか巡ってみると、違いが見えてきたり、建物の名称とか分からないことがいっぱい。
調べてみると、へ~、ほほぅ~、これはそれは!とけっこうおもしろい。
得た知識を持って巡るとさらに深まる。
ので、ちょっとずつ、調べたことを。
①鳥居
【神域と人間が住む俗界を区別するもので、神域への入口を示すもの。】
鳥居から先は結界。神域に入るんだもんね。
たくさん鳥居がある場合は手水舎に一番近いものの鳥居の前で一礼と。
あらら、私は最初に見えた鳥居で一礼してた。
◆鳥居の名称
鳥居横棒、てっぺんから
【笠木】
【島木】
(台輪)
【貫】
(楔)
鳥居の支え
【柱】
【控え柱】
柱の一番下の土台を
【台石】と言い、
その上部で補強されている部分を【根巻】または【藁座】。
この台座が饅頭のように丸みを帯びたものを【亀腹】もしくは、【饅頭】
真ん中の
【神額】
【額束】
◆鳥居の形式
・明神鳥居(みょうじんとりい)
非常に装飾的な構造を採っており、最上部が笠木と島木から成る二層構造を採っている。また、笠木の両端が反り上がった(これを反り増しと言う)、流線的なフォルムを採ることが多く、中央に「額束(がくつか)」などの社名が示されていることがよくある。
・神明鳥居(しんめいとりい)
非常に簡易な構造が特徴的で、最上部が「笠木(かさぎ)」一本で成り立っている(「島木(しまぎ)」がない)。そして、一般的には直線・直角的なフォルムを採っており、笠木・貫・柱のいずれも円形のものを使用されることが多い。
鳥居は基本この二種類に大別。
各部位の作りの違いで更に細かく分類されることになる。また、その傾向として、「神明鳥居」は柱が地面に対して直角に、流線的な「明神鳥居」は一定の角度を伴ったものが多く、この角度を伴った部分を「転び」と言う。
鳥居は基本その些細な形状の違いから一定の形式に分類されるが、どの神社にどの形式が採用されるかということについては、山王鳥居が日枝神社(山王神社、日吉神社)系列にしか見られないといった一部の例外を除いて明確な決まりはない。
◆鳥居の数え方は、「1基、2基、3基」
◆本殿から一番外側の鳥居を「一の鳥居」、近づくにつれ、「二の鳥居」、「三の鳥居」と呼ぶ。