7月7日生まれ 塩野七生さん
7月7日、今日は七夕ですね。
お天気もいいので天の川みられそうですね。
1937年の今日、7月7日は塩野七生さんの誕生日です。
塩野七生さんは、ローマ在住の主にイタリアの歴史小説を書かれている作家さんです。昨年、文化勲章を受章されています。
イタリア人と結婚歴があり、お子さんがお一人いらっしゃるようです。
1970年から本格的にイタリアに根を下ろし、イタリア人と結婚して、お子様もできたようですが、離婚されています。
塩野七生さんの命式を見て見ましょう。
1937年7月7日生まれ
干支 蔵干 通変星 12運
年 丁丑 癸 食神 偏印 衰
月 丁未 丁 食神 食神 養
日 乙未 丁 食神 養
「乙未」の方です。
象徴は夏の終わりの草花です。
「乙」の人は、人との和を大切にする人で、可憐な草花のように控えめで穏やかな人です。和を大切にするので、協調性がある人ですが、一方で蔓草のような粘り強さもあり、頑固な一面もあります。
「未」の人は、穏やかで思いやりがある暖かな人です。
12運が「養」なので、赤ちゃんのような愛らしさがある愛されキャラで、人の助けを得られる人です。
しかし、彼女の命式には「食神」が4つあります。
「食神」は明るく、天真爛漫な性格で、衣食住に不自由しない、四柱推命における最大吉星の一つとされます。
一言でいうと「子供のような」星です。
子供は好きな遊びをする時には、時間を忘れてのめり込みます。
そのように「食神」をもつ人は、子供が疲れを知らずに遊ぶように仕事をする人です。「食神」がこんなにあると、相当なワーカホリックですが、好きなことなので疲れを感じていません。
「食神」の人は、基本自分が好きなことしかしようとせず、好きなことをしてそれが、仕事になる人です。
しかしながら「食神」が命式に多くあると「傷官」的な性格が加わります。
なので、頭脳明晰で、芸術センス抜群ながら、人を辛辣に批判するブラックユーモアの持ち主でもあります。
「傷官」は「正官」を尅すのでその名があります。
「正官」は女性にとって「夫」の星であるため、「傷官」が強い人は結婚に向かないといわれるのです。
彼女も個性が強すぎて、仕事にのめりこみすぎてご主人とうまくいかなくなったのでしょうか?
「傷官」が強い人は、とても頭脳明晰なので、言葉では太刀打ちできないところがあり、ご主人の気持ちを鋭い刃のような言葉で傷つけ勝ちなのです。
「食傷星」は仕事や制約の星である「官星」を尅す星なので、基本的に、人にあれこれ指図されたり、義務を課されるのが苦手です。自分の心の赴くままに表現したい人なのです。
何かを表現する仕事は、彼女にとてもあっているように思います。
年柱にある「偏印」は、「倒食」といって、最大吉星の一つとされる「食神」を強く尅すため「凶星」といわれますが、これだけ「食神」が多いと、大過する「食神」の働きを調整してくれるいい働きをすることもあります。
「偏印」自体も、無から有を生み出す才能の星でもあります。