7月6日生まれ エルンスト・ヘフリガー

 

1919年の本日、7月6日はスイスのテノール歌手、

エルンスト・ヘフリガー(Ernst Haefliger)の生誕日です。

 

とくにバッハの宗教曲のソリストとして有名でした。

カールリヒター指揮の、バッハのカンタータの彼のソロに魅了されました。

彼の清潔感のあるスタイリッシュな歌唱が好きでした。

後進の教育にも熱心な方で、日本でも指導されていました。

日本の歌をドイツ語で歌ったCDも出されていました。

 

 

エルンスト・ヘフリガーの命式を見て見ましょう。

 

エルンスト・ヘフリガー 1919年7月6日生まれ

 

  干支 蔵干 通変星  12運

年 己未 己 比肩 比肩 冠帯 律音

月 庚午 丁 傷官 偏印 建禄

日 己未 己    比肩 冠帯

 

己未」生まれの方です。

象徴は「夏の終わりの畑」です。

温かい土で、いろいろな作物が出来そうですね。

田畑が作物を育てるように、人を育てることに向いている人です。

 

特にヘフリガーの命式は年柱もこの「己未」という干支の組み合わせが来ています。

律音」といって、「己未」の特徴が強調されます。

 

命式にも「比肩」が沢山あります。

「比肩」は、誰の力も借りず、自力で、自己実現しようとする星です。

たいへんな負けず嫌いな性分です。

職人気質でマイペース、束縛を嫌います。

 

月柱には「傷官」と「偏印」という才能の星があります。

「偏印」は、知的好奇心旺盛で、知識を取り込んで分析したり、研究したりするのを好む人です。研究者や学者に向いています。

声楽家の方は、とても研究熱心な人が多いです。

彼もそのような人だったのではないでしょうか。

「偏印」は大衆的人気を呼び込む星ともいわれています。

 

傷官」は感性が鋭く、表現する星です。

「傷官」をもつ人は、頭脳明晰で、芸術的な感性や才能をもち、また、手先の器用さや技術面の能力が高いです。

 

 

ところで、いまアメリカの大統領選を戦っている

ドナルド・トランプ氏も日柱におなじ「己未」の組み合わせをもつ人です。

 

やはり庶民的で温かく面倒見のいいところがあるのでしょうか?

彼は、日の通変星が余気が出るので「偏印」になりますが、本気は「比肩」であり、やはり、「己未」の人は、負けず嫌いで一匹狼的な「比肩」の性質をもっているようです。