6月5日~ 庚午月
今日6月10日は「時の記念日」です。
天智天皇が、671年6月10日に漏刻という水時計を設置して初めて時を知らせたという故事にならい、1920年に制定されました。
限られた時間の中で生かされている我々にとって、時間について考えることはとても有意義なことと思います。
2024年も6月に入り、もう半分近く過ぎようとしています。
四柱推命では、6月1日から6月に入るのではありません。
その月の節入り日から6月に入ります。
今月は5日がその日です。
6月5日~7月5日が6月になります。
6月は「庚午」の月です。
四柱推命は生年月日によって命式が決るので、そこは変えることはできません。
しかし、人はそれぞれ何だかの意味や使命をもって、その日にこの世に生まれてきているはずです。その自分の星を生かして、どう生きるかは我々の裁量にゆだねられていると思います。
6月は自分にとってどんな月かを知ることによって、「どんな月にしようか」と目標を立てることも意義あることではないでしょうか?
そして、自分の星を生かす開運行動を意識して毎日を生きてみてはいかがでしょう。
そこで、今日は十干別に6月をいかに過ごせばよいかについて書いていきたいと思います。
甲の人 「偏官 死」 の月になります。
甲の人にとって6月は「偏官 死」の月になります。
「偏官」は行動力やスピード感がテーマの星。
スピード感をもって大胆に行動していくのも良いですね。
女性にとっては恋愛の星でもありますから、いい出会いがあるかも。
「死」は、ストイックに物事に取り組める星です。集中してなにかに取り組むのもいいですね。
乙の人 「正官 長生」の月になります。
「正官」は、責任感や社会貢献の星です。
仕事上で、いままでの努力が認められたり評価されたりすることがあるかもしれません。
女性にとっては「夫」を意味する星でもあります。
「庚乙」は「干合」の関係になります。「干合」は夫婦のように睦み合う関係なので6月は「乙」さんにとってかなりラッキーな月になるかもしれません。
「干合」は他の十干に変化する働きもあるので、
「新しい自分が発見できる」月になる可能性もあります。
「長生」は長男長女の星。学習意欲が高まる学びの時です。人にたいして遠慮したり、気を使わなければならないことがあるかも知れません。
丙の人 「偏財 帝旺」の月になります。
「偏財」はコミュニケーションと財の星。
人脈が広がったり、財運に恵まれるかもしれません。
12運も「帝旺」となり、エネルギーがピークに達するので、思いっきり自分を表現する月でもあります。
丁の人 「正財 建禄」の月になります。
「正財」は身近な人々を大切にする星です。日頃仕事で忙しくしている人も、家族や親しい友人に目を向けてみるのもいいかも知れません。
堅実にコツコツ財を築くという意味もあるので、積立て貯金など始めるのもいいですね。ボーナスは散財せず、一部は貯金に回しましょう。
「建禄」は、安定やひたむきな努力を意味する星。
「丁」の人にとっては、冒険せず、着実に努力を重ねるほうが吉になるかも知れません。
戊の人 「食神 帝旺」の月になります。
「食神」は、衣食住に恵まれる星。遊び心の星でもあります。
めいっぱい衣食住を満喫して、友達とバイキングにいくとかもいいかもしれません。
自分の好きなことに思いっきり取り組んでみては如何でしょう。
12運も「帝旺」なので、勢いのある月になりそうです。
己の人「傷官 建禄」の月になります。
「傷官」は、美意識やセンスが冴える月。芸術活動にいそしんでみては如何でしょう。
12運は「建禄」の月。
精力的に仕事に取り組める月になります。
庚の人「比肩 沐浴」の月になります。
「比肩」は自我の星。自分の道に向かってまっしぐらに、一人で取り組む月です。
「沐浴」は思春期を表す星。
ロマンチックな気分が高まる時。自由を求める気分になるので旅行などしても解放されていいかもしれません。
辛の人 「劫財 病」の月になります。
「劫財」も自我の星ですが、仲間とともに、大きな目標に向かって邁進する星です。
チームワークがキーワードになるかも知れません。
「病」は、精神的な面で充実する時です。空想の世界に思いを馳せることでいいアイデアに出会えるかも。
映画や舞台観劇したり、漫画や小説を読むとかインスピレーションを高める助けになるかもしれません。
壬の人 「偏印 胎」の月になります。
「偏印」は、好奇心や新しいものを生み出す発想力を意味します。
好奇心をもって、今までやったことがない新しいことにチャレンジして視野を広げてみては如何でしょう。
「胎」は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中に居る状態。無限の可能性を示します。
壬の人にとって6月は、いままで経験したことのないことに挑戦して視野を広げる月にするといいような気がします。
癸の人 「印綬 絶」の月になります。
「印綬」は、知的好奇心が高まる時です。自己啓発の時とするのがよいでしょう。
12運では「絶」になります。
この世の星ではないので、人と違った感性、感性の鋭さなどを表します。
また、スピード感や集中力が高まる時でもあります。
時間の制限を設けて何かに取り組むのもいいかもしれません。