4月17日 黒田慶樹さん

 

1965年の本日(4月17日)は、上皇の第一皇女紀宮清子さんの配偶者となった黒田慶樹さんの生まれた日です。

 

銀行員から公務員(東京都庁)という経歴からみるに非常に堅実な方のようです。

命式を少し見て見ましょう。

 

黒田慶樹さん 1965年4月17日生まれ 辰巳天中殺

 

  干支 蔵干  通変星  12運

年 乙巳 庚  偏財 劫財 死 生年中殺

月 庚辰 戊  劫財 印綬 戊 生月中殺

日 辛丑 己     偏印 養

 

辛丑」のお生まれです。

「辛」の象徴は宝石。美意識が高くて繊細、上品な人です。

「丑」は非常に辛抱強い特徴があり、「辛」にもそれがあります。

陰性の人ということもあって、あまり感情を表に出さないおだやかな印象の人です。

しかし、内面にはアイデア力があって個性的な「偏印」の性質をもっています。

12運「」の人なので、愛らしい性格をもっており、素直に人に頼ることができる「愛されキャラ」な一面もあります。

 

12運のエネルギー値は低いですが、通変星はほとんど

劫印星」で形成されています。

なので、内面はかなり、自我が強く譲れないものをもっている人です。

非常に人当たりがよくて常識人と世間からみられる傾向がありますが、親しい人の前では、かなり我儘で、自己主張をする面があるかもしれません。

「比肩」と違って「劫財」は自分の野心や自我を隠しています。「劫財」は仲間と力を合わせて大きな物事を成し遂げようとするので、人からみると、人当たりがよい面があります。

いわゆる「内弁慶」的なお人柄かもしれません。

人当たりがよいといえばコミュニケーションと財の星「偏財」ももっていらっしゃいます。

 

64歳からは、大運に「癸酉」が巡るので、命式の「巳・丑」と巳酉丑:三合会局となるので、とても「金」の力が強まります。日干「辛」が強くなるので、自分の思うように物事を運べるようになるかもしれません。

 

この方は宿命天中殺を年と月に二つももっていらっしゃいます。やはり「王配」的立場というのは、特殊なものということでしょう。