4月12日生まれ
モンセラート・カバリエ
(Montserrat Caballé)
1933年の今日、4月12日は世界の歌姫、
モンセラート・カバリエが生まれた日です。
カバリエは、スペイン、バルセロナ生まれのオペラ歌手です。
特に、ドニゼッティやベッリーニなどのベルカントオペラに定評のあるソプラノ歌手で、高度な歌唱技術と驚異的な美声をもっていました。
しばしば、代役の成功によって名を馳せることが多い世界ですが、彼女もまた、1965年ニューヨークのカーネギーホールで行われた演奏会形式の『ルクレツィア・ボルジア』上演の時、休演したマリリン・ホーンの代役を務めたことで有名になりました。
『ルクレツィア・ボルジア』は、ドニゼッティ作曲のオペラです。
ルクレツィア・ボルジアは、ローマ教皇アレクサンデル6世の庶子として生まれ、政争に利用され何度も結婚させられ、また多くの男性と不倫をしたことで有名な美女です。
「ボルジア家の毒薬」で有名なチェーザレ・ボルジアの妹といったほうが通りがいいかもしれません。
このオペラでルクレツィアが歌うロマンス「Com’ e bello!」は、とても美しい曲で、カバリエが得意としていました。私の所有するCDにもその美声が治められています。
カバリエは、1975年イタリアオペラ招聘時に来日し、マリア・カラスの代役で「トスか」を歌いました。1996年にも来日して、各地でコンサートを開いています。
モンセラート・カバリエの命式を見て見ましょう。
モンセラート・カバリエ 1933年4月12日生まれ
干支 蔵干 通変星 12運
年 癸酉 庚 正財 食神 死
月 丙辰 乙 偏印 正官 冠帯
日 戊申 壬 偏財 病
「戊申」生まれの人です。
「戊」の人は、どっしりとした「山」のような安定感のある人です。
日の通変星が「偏財」なので、人当たりがよくて、サービス精神旺盛で、きさくで庶民的で、あたたかい人柄です。
芸術家らしく、命式に「偏印」や「食神」のような才能の星ももちあわせています。