4月1日生まれ アブラハム・マズロー
4月1日といえば「エイプリルフール」ですね。
「エイプリルフール」の由来にはさまざまな説がありますが、フランスの由来は暦に関するものです。
1564年、シャルル9世が「ルシヨンの勅令」を発令し、当時3月25日が新年と定められており4月1日までお祝いをしていたのを、1月1日を新年としてグレゴリオ暦を採用しました。それに反発した国民が、4月1日を「嘘の新年」として騒動を起こし、多数の処罰者がでたので、その悲劇を忘れないために「エイプリルフール」が始まったといわれています。
3月25日はキリスト教では、マリアがイエスを授かった受胎告知の日とされていて、当時の人々にはお祝いする理由があったのでしょう。本来は、春分の日と定められていて、古い暦では一年は春分の日からはじまっていたこともあり、それとキリスト教とが結びついたのでしょう。
もう一つ、フランスでは、4月1日を「ポワソン・ダブリル(Poisson d'Avril)」といってお祝いします。
Poissonは「魚」、Avrilは「4月」という意味です。
当時、魚の繁殖期で禁漁だったため、漁師は偽の魚(ありえないもの)を贈り、「四月の魚!」と叫ぶ習慣があったとか。
この日、お菓子屋さんには、おいしそうな苺がのった魚型のパイが並びます。
さて、本題に入りましょう。
1908年の今日4月1日は、人間性心理学を構築した心理学者の一人、アブラハム・マズローが生まれた日です。
「マズローの欲求5段階説」で有名です。
「マズローの欲求5段階説」とは、人間の欲求を5つの段階に分類して説明するものです。
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求があり、ある欲求が満たされることで、次の欲求があらわれるという法則です。
この説は、マーケティング戦略や、自分のモチベーションを高めたりすることに利用されています。
アブラハム・マズロー 1908年4月1日生まれ
干支 蔵干 通変星 12運
年 戊申 庚 食神 偏財 病
月 乙卯 乙 印綬 印綬 沐浴
日 丙戌 戊 食神 墓
「丙戌」の日生まれの人です。
「丙戌」の象徴は、「秋の終わりの太陽」です。
「太陽」ような明るさと暖かさをもった人です。
「戌」は率直で、義理堅く誠実な生格をもっています。
日の通変星は、衣食住に生涯困らないという「食神」となります。
「食神」は発信の星で、自分の考えを世の中に発信する人です。
「食神」をもつ人は、子供のように天真爛漫で明るく人々に愛されます。
12運の「墓」はつよい拘りをもつ人で、凝り性で研究熱心です。
この方、月柱の天干・地支が共に「印綬」になります。
「印綬」の特徴が強調されるので、とても頭が良い人ですね。
また、「印綬」が沢山あると「偏印」的な要素も加わってきます。
特に、この蔵干通変星の「印綬」は地支「卯」から出ているので、「卯」の蔵干通変星は、甲と乙のみになるため「偏印」的要素はあるのです。
なので、新しい考え方やアイデア力が強い人ですね。