3月11日生まれ 中井美穂さん

 

フリーアナウンサーの中井美穂さんは、本日3月11日のお生まれです。

宝塚歌劇の番組『宝塚カフェブレイク』の司会者をされていらっしゃる方です。

観劇好きの方で、宝塚歌劇以外も、歌舞伎やバレエなどさまざまなジャンルの舞台をご覧になるようです。

さっそく中井美穂さんの命式を見ていきましょう。

 

中井美穂さん 1965年3月11日生まれ

 

  干支 蔵干  通変星 12運

年 乙巳 庚 劫財 偏官 病

月 己卯 甲 正財 比肩 帝旺

日 甲子 壬    偏印 沐浴

 

甲子」の人です。

「甲子」は六十干支の始まりの干支です。

象徴は、大樹です。プライドが高く、天に向かってぐんぐん伸びる大樹のように、向上心があって努力家です。

通変星が「偏印」なので好奇心旺盛で、マニアックな趣味をもっていたり、斬新なアイデアをもっている人です。また、飽き性な面があります。

 

中井さんは、2002年に子宮筋腫で入院し、子宮筋腫の術後がよくなくて、2003年に一時的に人工肛門(ストーマ)をつけていらっしゃいました。

中井さんの場合、28才から38才の大運が「壬 偏印」で、その十年間の9年目、子宮筋腫の手術をした年も「壬 偏印」でした。人工肛門をつけていた2003年まで「偏印」の10年運で、翌年から「癸未 印綬」の10年運に切り替わっています。

偏印」は「印綬」とともに知性を司る星ですが、「印綬」がどちらかというと書物を通して正統的な学問を学ぼうとするのに対して「偏印」は好奇心旺盛で、様々な体験を通して学ぼうとします。「印綬」は伝統的なものを重んじますが、「偏印」は変革の星で、いままでにないまったく新しいものを生み出そうとします。

「偏印」の巡る10年は、変革の10年であって、今まで経験したことのないようなことにチャレンジしようとしたり、生活上で大きな変化が起こったりします。

体験を通して人生を学ぶ期間であり、そこから新しい考え方や生き方を生み出していく期間でもあります。

また、地支は、生まれ日の地支「子」に対して「午」は「冲」の関係になります。なのでやはり、生活に大きな変化が起こりやすかったかもしれません。

しかし、この間の経験が人生にダイナミックな学びや変化をもたらすこともあります。

中井さんも、この時の経験や気づきが、その後の人生に大きな影響を与え、がんの啓発活動などにつながったとおっしゃいます。

「偏印」の「変化」という象意を、良い意味で次ぎにつなげるのも、つなげないのも、自分自身の決断や意志によります。中井さんは、月柱が「比肩」「帝旺」と意志堅固な方なので、積極的な決断ができたのかもしれません。