4種類の十二運「沐浴

 

甲子 乙巳 庚午 辛亥

 

十二運「沐浴」の特徴

 

沐浴は子供から大人への過程である思春期にあたります。

(沐浴を生まれたばかりで産湯に浸かっている状態とする解釈もある)

・自由を追い求める

  「巣立ち」の時期にあたるので、生家を早くに離れる

  ことがある。

  自由にのびのびしたい願望が強く、

  外国に興味と縁がある。

・精神が不安定

  思春期は、身体の成長に心が追いつかなかったりして、

  何かと思い悩む。

  「沐浴」をもつ人も、さまざまな悩みをかかえ、

  精神的に不安定になりやすい。

  運勢的にも、浮き沈みが激しい傾向がある。

・感性が鋭くセンスがいい

 感性豊かで芸術的な世界で活躍できる素質をもつ。

・華やかで異性にもてる

 センスがよく華やかな人なので異性にもてる。

 熱しやすく冷めやすく、すぐ行動する恋愛体質や、

 自由を愛し束縛をきらうことから恋愛トラブルに

 巻き込まれやすい。

 

「日柱」の十二運はその人の性格面の特徴がよくでるところです。「どうぶつ占い」は日干支の十二運から導き出します。ちなみに「沐浴」はチーターです。

日柱の十二運が「沐浴」の例

 

滝沢秀明さん

1982年3月29日生まれ

年 壬戌(戊)  傷官  印綬 冠帯

月 癸卯(乙)  食神  偏財 絶  生月中殺

日 辛亥(壬)      傷官 沐浴

 

生日の「辛亥」は異常干支にあたります。勘が鋭い、感受性が強くセンスがいい人です。「辛」の象徴は「宝石」なので、宝石のようなキラキラ感、繊細さが特徴です。

「辛亥」の人は美男美女が多く十二運が沐浴になるのでモテます。

 

月支「偏財」ですが、「偏財」は「流通の財」の星、男性にとっては恋人の星でもあります。

命式に表現の星、「食傷星」が3つもあります。彼は、経営者やマネジメントよりも、表現者に向いているのではないかと思います。しかし、「食傷星」が「財星」を生じますし、32歳から42歳の間の大運で「丁未」が巡ってきて、命式中の「亥」「卯」とともに三合木局を成します。木は金にとって「財星」にあたるので財運が強くなっています。

 

2023年に新会社を立ち上げられましたが、2023年は癸卯の年、命式の月柱の干支と同じ組み合わせ「律音」になります。「律音」は人生の転機、飛躍の年となり、月柱がそうなる場合は、仕事面での独立などがおきやすくなります。ただ彼の場合、「寅卯」が天中殺になりますので、天中殺が巡ってきており、それが命式の月柱と「律音」となっているので、波乱が起きそうな予感がします。

「辛」の人は、自分を磨くストイックさをもっており、神経が細かいわりに強烈なタフさをもっています。「辛抱」の「辛」、粘り強さでは庚を凌駕します。

42歳からは身も旺じてくるので、なので切り抜けて飛躍される可能性は大いにあると思います。

 

唐田えりかさん

1997年9月19日生まれ

年 丁丑(辛)  傷官  正官 冠帯

月 己酉(辛)  正財  正官 胎

日 甲子(癸)      印綬 沐浴

 

杏さんという奥様がいる東出昌大さんと不倫して干された女優さん。

テレビをあまり見ないので、この方のこと不倫で初めてお名前を知ったのでよくわからないのですが、不倫の時のインタビューで奥様を侮辱するような受け答えをしていた東出氏のイメージが悪すぎて、奥様がいながら不倫する女性もよくないですが男の方がもっと悪いとおもってしまいます。

 

動いている唐田さんを存じ上げないのでなんともいえませんが、命式からは、それはモテるでしょうねと思います。十二運「沐浴」の人には、抗いがたいセックスアピールのようなものを感じます。命式に「傷官」もあり、「女王の星」冠帯もあるので魅力的な人のように思えます。

 

恋愛トラブルの星「沐浴」があり、不倫を起こした年がまた「庚子」で「沐浴」の年だったのでそうなったのかもしれません。蔵干通変星には「正官」と「印綬」というまじめな性質の通変星が来ているのできっちりした面もお持ちだと思います。

 

大運では6歳から26歳の20年間に天中殺が巡ってきて居ました。そこを抜けたところですが、今度は26歳~36歳に「壬子」とまたまた十二運「沐浴」がやってくるのでどうでしょうか?