オージーチャリラー Mel とBe | これ、貼っといてちょうだい。

オージーチャリラー Mel とBe

余談ですが、実は最近ちょっと体を鍛えてます。今回の自転車旅行の出発前70kgあった体重が65kgに落ちたので、体を動かすことに興味がわいてきたのです。旅行前はほとんど体動かしていなかったのに、キッカケって大事ですよね。帰国後偶然友人が加圧トレーニングスタジオに通っていることをきいて、自分も自宅近くのスタジオに毎週通っています。ほんとに軽いトレーニングをするだけなのに、血流を制限しているので、とてもしんどいです。週1日のトレーニングでも充分効果が出ることもいいですね。今日で3回目だったのですが、以前より体力がついてきたのが今日は分かりました。この加圧トレーニングで、筋力をUPすると同時に、脂肪の燃焼効率が高いトレーニング直後は自転車で25キロくらい走っています。毎回ルートを決めずに行き当たりばったりで走っているので、大阪の地理にも強くなるかも?また、このトレーニングの成果についてはたまにレポートしますね。


 さて、前回の記事でお話しましたが、316Glendamboのロードハウスに宿泊中、オージーの女の子2人が自転車で北上してきているとの情報をトラックのドライバー達から聞き、僕はワクワクしていたわけです。35日の出発から11日間の道中に、自転車で旅行している人と道で出くわすことがゼロだったのでなおさらです。

 翌朝17日は、ゆっくりとした出発でした。15日の野宿を経て、向かい風のなか2日間252km走った疲れがどっと出ています。朝8時頃までベッドでぐっすりと寝たあと、朝食をゆっくり食べて、RodLoisにお礼を言って出発をする時には10時半になってしましました。このころには、自分でうまく体の状態に合わせたスケジュールを組めるようになったと思います。当日の目的地は、113km南のPimba。向かい風がきついですが、がんばれば夜7時前の明るいうちに着く目論見がたちます。『おそらくそのオージーガールズは昨夜Pimbaで宿泊して、早朝に出ているだろから、今頃は中間地点くらいにきているかな?』 『どの辺で出くわすのかな?』と考えながら走り始めて45分くらいしたときのことです。緩やかなながい坂を登っているときに、久しぶりに鉄道の線路が見えてきました。いい景色だなと思って線路のほうを見ると、まさか・・・人がいます。 2人いる。間違いない!でももうこんなところまで走ってきたの?早すぎる・・・。彼女達に手を振ると、あちらも手を振っています。『今そっちに降りていくから待ってて!』といったら、2人ともよろこんで飛び跳ねていました。


彼女達の名前は、MelBe。ニューサウスウェールズ州にすんでいるルームメイト同士らしく、今回PorAugustaから僕とは逆に北上して、Darwinめざして旅行をしているそうです。こんなとこで何をしているのかを聞いたら、じつは知り合いがPimbaから貨物列車に乗せてくれて、Glendamboのすぐ近くのここで降ろしてくれたとのこと。早速電車なんかに乗っちゃってますが、若い女の子2人で大陸縦断とはとても勇気があります。お互いこの先の道に関していろいろ情報交換をしました。彼女達もやはり『GlendamboからCoober Pedy252kmの区間では、どこで野営したのか?』 『女の子2人では大丈夫か?』と気にしていました。 特に若い女の子にとって間違っても100%安全とはいえないので、僕はできる限り注意をするように伝えました。できれば、信用ができそうな他の旅行者が一緒にレストエリアにいればラッキーだけれど、いなければ、しっかり二人離れることなくブッシュに隠れてキャンプをするように伝えました。そして、明るいうちに食事を済ませて、暗くなったら絶対に明かりをつけずに、テントに入って寝てしまいなさいと。夜になると、車の通行もほぼ皆無ですが、二人で明かりをつけておしゃべりなんかしていると、妙な輩が寄ってくる可能性が無いとはいえないです。

お互いに写真を撮ったり、メールアドレス等の交換をしたり・・。たった30分くらいの出会いでも、同じ境遇をともに味わっているからか、なんか妹のように思えてきます。最後にはお互いビッグハグをしてお別れをしました。 

先週、彼女達が教えてくれたブログアドレスを開いてみて驚きました。なんと僕を紹介してくれていたのです。3月25日のOnto Glendamboという記事に僕のことが出てきます。もちろん英語ですが、本当に楽しく旅行を続けていて安心しました。彼女達のブログ見てるとやっぱり2人の旅って楽しそうだな~って思っちゃいます。

http://toadandmole.blogspot.com/2009_03_01_archive.html



これ、貼っといてちょうだい。-BeMel 左からMelとBe。後ろに見えるのがThe Ghanや貨物列車が走る線路。