南西諸島に位置する鹿児島県のトカラ列島近海では、昨夜から未明にかけて、最大震度3をはじめとする地震が24回発生している。
気象庁によると、8日午後7時59分ごろ、トカラ列島近海を震源とするマグニチュード(M)3.6の地震が発生し、鹿児島県の十島村小宝島で震度3、宝島で震度2の揺れを観測。
その後も、午後8時43分、午後11時35分に最大震度3の地震が発生するなど、9日未明にかけて体に感じる震度1以上の地震が発生した回数は24回に達した。
トカラ列島近海では、7日朝にもM2クラスが4回、5日にはM4を超える地震が1回発生するなど、ここ数日間、地震活動が活発化している。