千葉、茨城、埼玉、そして東京。今年、首都圏でも特にこれらの地域を震源とする地震が70回以上も起こっていることをご存知だろうか?
災害史や災害予測を専門とする立命館大学の高橋学教授が語る。
「今後、『茨城、栃木、埼玉、東京の内陸部』と『東京湾』で、首都圏直下型の地震が起きる可能性があります。特に後者は津波も起こすため、とても厄介です」
実際、昨年、東京湾を震源とする地震は14回発生していて、最大震度は5弱。今年も9月に震度2の地震が記録されている。いつ東京湾を震源とする巨大地震が起きてもおかしくない状況なのだ。