気象庁は九日、南米ペルー沖の水温が下がり、世界的な異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が発生したとみられると発表した。
ラニーニャ現象の発生は前回の「二〇一〇年夏~一一年春」以来、五年ぶり。日本には冬の厳しい寒さをもたらしやすいが、北極の寒気の動向などほかの要因にも左右されるため、今冬の見通しは現時点では不明。
今月下旬に発表する長期予報で見通しを示す。
秋の気温は、東日本(関東甲信越と東海・北陸)で気温が高めとした従来の予報に変更ないという。
東京新聞:南米沖で5年ぶり「ラニーニャ現象」 日本は厳冬?見通し不明:社会(TOKYO Web)