あなたのiPhoneは13歳少女が
時給48円で作る
日常でよく見かける米アップル社の
iPhone4S、iPad2などは
中国の13歳の少女が1日16時間労働
時給にして約48円で作っている。
米アップルの下請問題を取材する
ジャーナリストのマイク・デイジー氏が
シカゴ・パブリック・メディアで
その労働の実態を語っている。
同社の代表的な下請けメーカーと言えば
台湾のフォックスコン。
その主力工場群は中国内陸部の
深センにある。
稲作が中心だった こののどかな
田園風景も今は変わり 工場が
立ち並んでいるという。
フォックスコンには 計約43万人の
従業員がおり 工場の門の外には
銃を持った警備員が立っているのだと
いう。
そして工場の中では 2~3万人は
働いているという 広いフロアが
拡がっているのだそう。
そこでデイジー氏が取材した
作業員の中で 5%は未成年だったと
いう。
13歳の少女は 1日で数千のガラスを
研磨しているそうで 通常は12時間
労働のシフトで 新作が出る前などは
14~16時間に 労働時間は延長される
という過酷な条件だ。
深センの工場労働者は 平均的に
月250ドル。
フォックスコンは月298ドルと
平均よりも良い水準なのだという。
ただし 多くは 収容所さながらの
窓格子のある宿舎に住みこみで
働いているそうで 見るに堪えない
環境のようだ。
(YUCASEE MEDIA)