メサイヤと甘き死よきたれ | 【初代】怖ブロ

【初代】怖ブロ

ここは現ブログ「怖ブロsecond」の跡地です。

自分の記憶と、人から聞いた話でつじつまを合わせてますからちょっと変な所があります。


昔、元カレのDVで骨折と打撲で深夜病院に担ぎ込まれました。
自分の部屋に戻ると、留守電には「警察にチクったらわかってんな?」の恫喝と
「ごめん、もうしないから許してくれ」の泣き声


恐怖とか、まあ洗脳状態というか判断力がおかしくなってはいたけど
さすがに殺されるかもしれないと思って、友達の部屋にかくまってもらって
友達の部屋でぼーっと色々なビデオやDVDを見ていた。


エヴァンゲリオンの映画(最近の新しいのじゃないやつ)でメサイアだったかな
ハレルヤが流れるのがあって
そうしたら、いきなり周りがぱーーーっと明るくなった。


上を見たら金色の雪が降ってきて、「やべ、死ぬのかな?」っと思ったんだけど
しばらくしたら、金色の雪だか羽だけは降らなくなった。でも周りはキラキラしてた。


いきなり、それまでの恐怖とかかなしいとか不安が消えた。
いままでブレーカーが落ちてたのが、いきなりあがって「あれ、停電してたんだ?」みたいな


で、音楽はエヴァンゲリオンの映画の最後の
「甘き死よきたれ」ってのんびりした曲調の歌になって、それを聞いてたらとても楽な気分になった。
ずっと、その曲だけをエンドレスで聞いてて、
「そうだ、こんなとこにいちゃだめだ」って買い物に出かけたんです。


ずっと、その歌を鼻歌で歌ったり、車の中では普通に歌ったり、心の中で歌いながら
警察に行って、留守電テープも合わせて恐喝と傷害の被害届をだして
引越し業者の見積もりたのみました


そして、元カレの家の彼の住んでる離れというかプレハブに入り
ホームセンターで買った釘打ち機で、中の物に手当たり次第に釘をうちました。
元カレの洋服とか写真を一つづつ壁に打ち付けていく作業を歌いながらやりました。
枕にはなかなか釘が刺さらなかったのを覚えてますが、それでも心は超ハッピーでした。


指が折れてるから手が痛いはずだし、怪我の傷口が開いてガーゼが真っ赤になってたけど
痛みは全然ありませんでした。
「血で汚れてるw超わらえる」位の感じです。


まあ、そんな事をしていたので
当然、警察と救急車が来て、私は病院に行きました。


私は頭部に出血があったか血栓があったらしいです。
警察で私がやった事の写真を見せられましたが
部屋の壁に血のついた写真があって、全部の写真の目に釘が打ち付けてある状態で
「うわっ こわ」て、夜ねれなくなるレベル
血がついて釘だらけの枕とか、ホラーゲームみたいでした。
ちゃっちいとはいえ、ドアはブロックで壊されていました。


そこらへん、全然記憶がないのですが
元カレの家の人に「暴力振るわれたけど、これはやり直すために必要なんです」とか
きちんと受け答えしてたんだそうです。


もしかしたら、あの時脳内出血で死んでたり、元カレにストーカーされて
死んでたかもと思うとシャレにならないですよね。
人を殺したりしたかもしれないし。
幸いにも短い入院で無事にマトモに戻りました。
元カレとは裁判で一度顔をみただけで済みました。


メサイヤと甘き死よきたれを聞くと、
いまでもあの時のハッピーな感じを思い出して、ちょっと心が元気になります。
すべてに愛されてる事を実感し、すべてを愛せる位の満ち足りた気分だったんです。
宗教の人が、神の愛を感じたとかいうのって、あんな感じだと思う