幼少時より「注意力散漫」でさまざまな問題を起こしていた私
もうひとつ、当時を振り返ると顕著に傾向があったのは「放浪癖」でした
三輪車を買い与えられると、親の目を盗んで直ぐに勝手にどこかに行ってしまう
自転車を買い与えられると、さらに症状が悪化し、さらに遠くへ一人で行ってしまう
「どこ行ったんだ??」と親が心配していると、だいたい私が泣きながら帰ってくる
「どうしたんだ???」と聞かれると、泣きながら怪我をした箇所を見せて「怪我しちゃった~~」と言うだけ
こんなことがしょっちゅうあったそうです
私の左腕の脇下に、大きな怪我の痕がありますが、「この痕は何??」と親に聞いたところ、「お前が自転車乗っていなくなって、帰ってきたと思ったら知らないお兄さんと一緒だった」「そのお兄さんにぶつかって怪我をし、送ってもらったことがある。その時の傷痕だ」と、丁寧に教えてくれました
見知らぬお兄さん(今ではおじいさんかと思いますが)、ありがとうございました
こんなことを繰り返していましたから、学生時代には「バイクには絶対に乗ってはいけない」と念押しされていました
理由は「お前みたいに自転車で怪我する奴は、バイクに乗ったら事故を起こすに決まっている」から
まぁ、そうかもしれない
時は過ぎ、アラフィフになってバイクに乗るようになりましたが、幼少時の頃のような注意力散漫な運転は影を潜め、スピードを出すことにも興味がないため、自分では安全運転に徹しているつもりであります
しかしながら、突然フラッと出かけたい衝動に駆られると、誰にも止められないのは、この放浪癖が残っているからでしょう、たぶん
今後は(も?)妻の承認をきちんと得たうえで放浪したいと思います