幼少時、親の言葉で記憶に残っているのは、「お前は目を離すと危なっかしい」とよく言われたこと
親と手をつないで歩いていても、直ぐに手を離してどこかへ行ってしまう
手を離して歩いていると、よそ見をして直ぐに「ドブ」に落ちる
こんなことがよくありました。確かにいくつかは記憶に残っています
一番酷かったのは、まだ実家のトイレが「汲み取り式」だった頃、同世代の方には理解できると思いますが、「バキュームカー」が住宅街を巡回していましたよね
その作業中に自宅敷地内で鬼ごっこをしていて、よそ見している間にマンホールの蓋が開いているのに気づかず、転落
転落したものの、完全に落ちたわけではなく、偶然マンホールの淵に手が掛かり、まさに「鉄棒にぶら下がっている状態」のところを、となりのおばさんに救出されました
となりのおばさんは命の恩人です
これで「運がついた」のならいいのですが、その後の人生を振り返ってもそんなことは全くありません
むしろ、「お前は落ちることが多いから試験が心配だ」と言われ続け、そろばんの昇進試験や大学入試など、たくさん落ちることを味わう人生となりました
やれやれ・・・