珍しく月に2回の投稿です。
2回ですよ?すごくないですか?
今回は富士山に登ってきました。(何回目ですか)
一度も登らぬバカと二度登るバカって言うアレです。
その前にnew my gear...
ガーミンのスマートウォッチ。
今までPhoenix5sを使っていましたが充電ケーブルを失くしてしまい、ヨド〇シへ買いに行った所、間違えて本体を買ってしまいました。
Phoenix7sにアップグレード。
スマートウォッチらしかなぬソーラー充電が追加され驚異の14日間駆動、センサー類も強化されてるっぽい。あと、suicaに対応。そのほかは分からん。
5sも何だかんだ5年近く使っており、電池もヘタって来ていたので丁度良かったかな?(諭吉10人over)
という訳で今回は富士宮ルートから登っていく。
相変わらず弾丸です。
水ヶ塚駐車場から最終便(18:00発)のシャトルバスで揺られる事40分弱、
富士宮登山口の5合目。
確か立派な観光施設があったと思ったんだけど、何があったのか基礎だけ残して更地になっていた。
なので駐車場にちっさい仮設の休憩所とバスのチケット売り場しかなく、日暮れまでボーっと一人で地面を這う虫を見ていました。
眼下はすでに雲海となっており、お日様は水平線のグラデーションを奏でて沈んでいった。
上を望めば今回闘う相手がずっしりと挑戦的に構えている。
富士山は独立峰なので天気が良ければ山頂とか次の山小屋が常に見えてる状況なのだが、それゆえ近そうに見えて全く進まずじれったい。悪く言えば登山道のバリエーションに変化がない、同じ景色ばかりなのだ。それがまた富士山の嫌なところ。
「遥かに見え 山頂の輝き 近づけども。」というワケだ
すっかり日が暮れてきて町明かりの水平線から南斗六星が顔を覗かせてきた20時、南の空はすっきりと澄んでいる。
重い腰を上げて出発。
登山道入り口で入山料1000円(任意)を支払い、登健開始。
だいたい30分ほどで6合目。←写真撮るの忘れた
5合目のプレハブ小屋よりも立派な建物。
ここまではお散歩だ。もし時間を潰すならここまで来てゆっくりするのもいいかもしれない。
ここからはだいたい1時間間隔で山小屋があるので休憩はそれを目安に進んでいく。
6合目では時間調整を兼ねて長めに休憩を取り出発
新7合目を通過し午後11時
元祖7合目
富士宮口では7合目と9合目が二つあるので騙されてはいけない。
7合目の時点で標高3000mを超え、体調が悪くなってくるのはだいたいこの辺りからだ。ちなみに自分は常に調子が悪い。この時は既に下山して温泉に入っていることを考えていた。
深くリズムの良い呼吸を意識して次を目指す。
八合目に突入したのは0:30頃。
立ち止まっても上がった息が戻らなくなってくる。
1:30
九合目。
少しペースが速い気もするが、この辺りから人が多くなってきて更に山頂付近では渋滞が発生する。
それを踏まえて余裕を見ればこんなものだろう。
3:00
九合目五尺
山頂直下最後の山小屋だ。
先を見ればヘッドライトをつけた人の群れが山頂まで続いているのが分かる。
眼下には薄雲の下に御殿場の街並みが輝く。
東方の雲は落ち着いている。
この時既に完璧なご来光を確信した。
4:20
富士宮口山頂。
ここで思い出した。
富士宮口の山頂は南方に取りついているので吉田口方面へぐるっと回らなければ火口が陰になって見れないのだ。
御殿場口の山頂を越えてその先の稜線へ向かった。
4:35
通算10回目の日本一からご来光。
今回も私の勝ちです。
さすがに山頂ともなれば高度感があり、特別な雰囲気だ。
全身をもって位置エネルギーを感じるぜ。
4:45
下山開始。
山頂滞在時間10分。
目的は果たしたので一刻も早く下りたい。
誰もがアホみたいに記念撮影をしている中、自分一人下界へと一歩足を延ばしたのだった。
ここからは問答無用、ひたすら来た道を戻るだけだ。
富士宮ルートの特徴として下山がキツイというものがある。
急な岩面が多く、その岩に砂利が乗っていてそこら中で滑る滑る。
それゆえ踏ん張りが必要で体力がガンガン削られていく。
路面も岩盤が多いので足への負担が相当大きく、他の山々と比べても屈指のしんどさだと言えるだろう。
正直今回もキツカッタです。
何回も登っているから慣れているとかでないどころか、年々シンどくなっていってる気がする。
最初の頃は山頂付近で電界域を計測したいとか言って、アンテナやらケーブルやらアナライザとかパソコン、それを動かすバッテリなんかを担ぎ上げてよくやってたななんて思う。まあそれがキッカケではあるが、、
山小屋とかツアーの人に(なんこいつ、、、)みたいな目で見られていたが、今じゃその気持ちがわかる。
今でもちょっとやってみたい感はあるが、クルマで行けるトコにしときます、、、
総論
・富士山には絶対登るな
登頂のコツ
・なにも考えるな
あとどれくらいとか、今どこらへんとか
お前にできることは足を前に出すだけだ。
fin