陣馬形山、、、

とあること数年前、自分は絶景キャンプを求めて長野県は上伊那郡へ訪れていた。

世間は「今夜は大雪」と騒ぐ中、中央道を走りここへきた。


暗くなるにつれ雲行きが怪しくなり大雪に見舞われ、下山を危惧して途中撤退した思い出。





某アニメの影響か、人が増えて4月から予約制になるという陣馬形キャンプ場。

今のうちに! と、天気図を睨んで再び足を向けた。

横浜から3時間、少し雲が出ているけど相変わらず景色は折り紙付きだ。

早速お店を開いて夕食スタンバイ!


夕食といっても結局焼いて煮るだけ。
雰囲気という調味料が効いて一味違うもの。

こういった所でキャンプ料理!といきたいとこだけど、いつも掃除や撤収の手軽さを気にしてこうなってしまう。

外で寝るときってキャンプ自体を目的として行くことはなくて登山とか釣りのための野営で手段としてキャンプすることが多いから、、、


ちなみに八ヶ岳PAで買ってきたソーセージと煮るだけおでん!

日が傾いて気温が下がってきた身体に染みるんだ。


そして焚き火の暖かさと明るさに癒され始めたころ、、、




この光景である。

昼間は目の前に中央アルプス、振り向けば南アルプス。

夜は夜景に星空。

天空のキャンプ場と言われる理由がよくわかる。
テントのチャックを開ければ素晴らしき日本だ。


深夜目が覚めて外へ出てみた。

それにしてもiPhone11ってすごい
人の目より明るく見える。

昼間の雲は消え、氷点下に冷え澄んだ空気が自分を包む。


寝ぼけて眠かったせいか、夢の中で散歩しているような不思議な感覚だった。



冬の夜空は、早くも春の星座をツユ払いし始めていた。



翌日、マイナス6度近く冷え込んだ空気が申し分のない景色を見せてくれていた。




起きてコーヒーを入れようとしたところ、
凍っていた。


贅沢な景色に贅沢な朝食

贅沢である。


山頂からパシャリ


望遠鏡を覗けば駒ヶ岳ロープウェイ

登山者を探したがさすがに見つけられず、、

こうやって山脈を眺めていると脚が



疼く




お昼過ぎには撤収した。


この日他キャンパーは2組。

嵐前の静かなキャンプを楽しめた。