現在バイトとしてしている仕事は
手仕事でほぼ職人仕事です
今年で3年目になります
3月4月はとても忙しく中学・高校
新入生用の体操服・制服等のネーム入れです
業務用ミシンで機械刺繍します
これは時期的に限られた期間の仕事です
5月になるとネーム入れのバイト仕事はほとんどなくなり
常勤の従業員さんだけの仕事となります
6月以降10月くらいまでは
別途ダンジリ祭の装飾物
幟（のぼり）・町名旗・水引き・吹き流し
といった物を新調または修理品として製作します
ダンジリの後部に写真の様に
中央に町名旗 その両側に幟を掲げます
笛や金物を鳴らす人たちが居る
ダンジリの2階に結界を張る
水引きや吹き流しを天井壁部に張ります
下は幟です激しく何かに衝突したのか
生地上の金モールや縁（ふち 周りの白生地部）がちぎれて
しかも竹竿を通すための輪生地部（チチという）が
幾つも取れてしまっています
町はこうなると新調するか修理するかを選択です
中央の刺繍部がひどく痛めば
新調するしか選択の余地なしです
中央の刺繍部は手作業の刺繍です
もう国内でこれができる職人さんはいないようです
中国に送ることになるそうです
またはミシン刺繍づくりに変更するかです
僕の仕事は
新調の場合は表裏2枚に載せた刺繍を採寸して
間に芯となる硬い生地を挟んで
3枚を一体化して縁をつけ、金モールをつけ、チチをつけて
製品とします
修理の場合はバラバラに解体して
使用できないものを新品と取り替えて
出来る限りの元の形に再生します
写真の場合中央の刺繍や金モール部が
手作業の刺繍仕上げです
この2つはいらえませんので
縁やモール、表裏の青と赤の生地はそのまま使用です
その他の縁やチチ部、芯生地は新品に変更して
元の形に戻します
全て手縫いまたは手で仕付けしてミシン縫いです
新品にしても修理にしても高価です
町の出費も大変です
5月から10月の間に沢山仕事があるわけではないです
まつりのある9月10月は少し忙しくなり
それ以外はぼちぼちの仕事です
年金生活で
バイト以外に楽しみごとが沢山あるので
ちょうどいいバイトです