3月9日に結婚式。


暦の事情もあるのかもしれないが。

我が友人、なかなか粋な日に挙げるものだと思った。

感謝を伝える日だ、とかいうダジャレではない。決して。


良き遊び相手、良きライバル。

良き語り相手、良き飲み仲間。


いろんな関係を経てきた。

その彼が、自分の家庭を持つことになった。

これまでとはまた違う、新たな関係になっていく。


何だか、こっちが励まされているような気もしてきた。

関係が新しくなっても、俺たちは俺たち。

いつもみたいに、また笑い合えるだろ?

どこか寂しがっていた自分を。

そんな風に、励まされた気がした。


こうして、祝福と感謝とは交差していくのだろうか。

「おめでとう」だけど、「ありがとう」でもある。

とりあえず、彼にかける第一声を決めつつ、朝を迎えるとしよう。