さすがに身体は疲れていたらしい。

芝居を始めてからというもの、

徐々に精神状態が身体に影響を与えるようになってきている。


史上最大のハプニングが巻き起こった千秋楽。

普通では考えられないことだ。

ただ、血反吐を吐こうが何しようが、最後までやり遂げるつもりだった。


自分のその意志を再確認した次の瞬間。

メンバーへの、お客さんへの申し訳なさも感じていた。

形を大きく崩してしまったこと。

不安を与えてしまったこと。


それでも、やり遂げると決めていた。

そして、演出家はそれを許してくれた。


愛情を感じた。

信頼を感じた。

声援を感じた。


この2ヶ月間を凝縮したような、ものすごい一日が過ぎていった。



とはいえ、

「打ち上げまでが公演だ」と思っているのだが。

打ち上げの中盤で完全にダウンzzz

後半を楽しむことはあまりできなかった。


今後は、またそれぞれの世界に戻っていくけど。

今回繋がった所縁は、残っていく。

たまには顔を合わせて、打ち上げの続きを楽しみたいものだ。