はじめに
ハーブ料理を教えていた時のことです。
生徒の方がハーブを使った料理を家で作ったら・・・
ご主人から「ハーブ臭いから料理に入れないで」
と言われたそうです。
何を作って、どのくらいのハーブを加えたかを尋ねると・・・
確かにハーブの香りが強すぎる量でした。
後日、私が教えたレシピをご主人に出したら・・・
「これだったら週に2回でもいい!」
と言われたそうです。
本来のハーブの使い方は、素材を美味しくするために加えます。
「臭く」するのではなく、「美味しく」するのです。
私がレシピを考えたときに食べてもらう相手は70歳過ぎた両親や、味に敏感な20代の姪っ子や甥っ子たちです。
ハーブを加えたことは伝えずに食べてもらい・・・「美味しい」とか「また作って」と言ったらレシピの完成です。
ここでは、美味しくて、また作りたくなるハーブの使い方を紹介します。
最初は・・・簡単なレシピや、家に材料があるレシピから作ってみてください。
お家で育てているハーブの成長が待ち遠しくなくかもしれませんね!
*新玉ネギの甘酢漬け*
箸休めや南蛮漬けに
作り置きにしても
*材料*
新玉ネギ 100g(中1/2個)
酢 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
塩 小さじ1/4杯
月桂樹 1/2枚
唐辛子 少々(なくても良い)
*作り方*
①新玉ネギを繊維を断つように薄く切る。
②酢、砂糖、塩を混ぜて溶かす。
③新玉ネギに②と月桂樹、唐辛子を加えて和える。10分後にもう一度和える。
オリーブオイルで焼いたアジに乗せても美味しい
月桂樹はしし座のハーブです。