はじめに
ハーブ料理を教えていた時のことです。
生徒の方がハーブを使った料理を家で作ったら・・・
ご主人から「ハーブ臭いから料理に入れないで」
と言われたそうです。
何を作って、どのくらいのハーブを加えたかを尋ねると・・・
確かにハーブの香りが強すぎる量でした。
後日、私が教えたレシピをご主人に出したら・・・
「これだったら週に2回でもいい!」
と言われたそうです。
本来のハーブの使い方は、素材を美味しくするために加えます。
「臭く」するのではなく、「美味しく」するのです。
私がレシピを考えたときに食べてもらう相手は70歳過ぎた両親や、味に敏感な20代の姪っ子や甥っ子たちです。
ハーブを加えたことは伝えずに食べてもらい・・・「美味しい」とか「また作って」と言ったらレシピの完成です。
ここでは、美味しくて、また作りたくなるハーブの使い方を紹介します。
最初は・・・簡単なレシピや、家に材料があるレシピから作ってみてください。
お家で育てているハーブの成長が待ち遠しくなくかもしれませんね!
*八角豆腐*
暑くなったら、食べたくなる。
キーンと冷やして召し上がれ
期待を裏切る美味しさです
豆腐と言っても、牛乳でつくるデザートです。
*材料*
・豆腐
ゼラチン 5g
水 大さじ1杯
牛乳300ml
砂糖10g
月桂樹 1枚(小さめ)
・シロップ
水 200ml
砂糖 30g
八角 1個(小さめ)
*作り方*
・シロップをつくる
鍋に、シロップの材料の水200mlと砂糖、八角を加えひと煮立ちさせ冷やしておく。
・豆腐をつくる
水大さじ1杯にゼラチンを加え、10分以上置く。
別の鍋に牛乳、砂糖、月桂樹を加え、沸騰しないように火加減を調節して砂糖をとかし、ふやかしたゼラチンを加えて煮溶かす。
月桂樹をとって、あら熱が取れたら器に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
食べる直前に、シロップをかける。
月桂樹も八角もしし座のハーブです。