さすらいのフィギュア改造散財列伝

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読者のみなさま、

いかがおすごしでしょうか。

今日は最近思う事を語ります。


あくまで個人の感想です。


一部映画SLAM DUNKのネタバレを含みます。

まだ鑑賞されていない方は閲覧ご注意下さい。


先日映画SLAM DUNKを高評価しましたが、

あれから、2ヶ月以上たち、色々変わりました。

3DCGもすごくなめらかで映像としては最高なんですが、何か熱を感じない、キレイに最先端技術だけで

構成された印象が強くなりました。


1996年にジャンプ連載、アニメ放映も終わり、

約27年ぶりにSLAM DUNKが蘇った。

それは最先端技術で塗り硬められ全く別物となってしまっていた。

昔読んだ山王戦の描写は再現しきれていない。

漫画と3DCGの違いはあるものの

どこか懐かしさを感じられず、

見終わった後の物足りなさはここだったのかと

最近思います。


昔から好きなファンへ向けた映画ではなく、

誰が見ても楽しめる作品という印象が強く、

原作を改変してしまっている点が残念でならない。


カットすべきでは無いシーン

神奈川のライバル校陵南の魚住が山王戦

試合中に板前姿で包丁を持参し大根の桂剥きをしながら赤木に河田は鯛、赤木は赤木なんだ。と言う魂のこもった熱いシーンが無かったことにされている点。


なぜこのシーンがカット、ないしは差し込まれなかったのかは、湘北VS山王をクローズアップする中で
その試合自体には不必要、ないしは不適切と判断されたであろう。

包丁を持参して板前の姿で公式の試合に乱入したら、
そりゃ不審者と判断されつまみ出されるわけで、
それを覚悟しても魚住が最大のライバルに熱いメッセージを送るこのシーンは入れて欲しかった。
個人的に作者のキャラクターへの愛着も感じます。

映画全体の構成
上記でも語ったように、今まで幾多のドラマがあり、やっとの思いでインターハイに出場したのに、
その積み重ねは省かれ、宮城の妙に暗い過去のドラマが差し込まれる。

1回目、正直映画を見ていて宮城の過去のシーンは退屈でしかなった。
山王戦も映画の尺の都合で前半戦大幅カット、をしてまでも過去回想を入れる必要があったのか?

宮城の過去は別でスピンオフなり、
他の映像化の仕方の方が山王戦はわかりやすかったのではないか、過去回想(重く遅い)
山王戦(華やかスピード感)の繰り返しは
過去回想を退屈なシーンへと位置づけてしまっている。

他ネタバレ感想、ツイートを見ても宮城の過去のシーンが良かったという声が無いのも事実。
むしろ過去回想がじれったい。
退屈という声は多かった。

総括
熱いシーンがカットされ、
新規の過去回想の挿入というアンバランスさが
数ヶ月後に思い出す違和感なのである。

たった一度の映画かもしれないのに、
あれで終わりか、みたいな。映画のシナリオが原作最終回だから、
仕方が無い点。

27年前当時の連載で全く語られてもいない宮城の過去を深掘りすることが、あの取ってつけたような違和感なんだと思います。

見た直後は新事実が知れて単純に嬉しいもんでした。

流行りの手法ではあります。
本線の過去のエピソードを映画化する事はスターウォーズでもあり、ですが、④⑤⑥を先に映画化して、後に①②③と製作しても誤差や違和感がすごいのです。
後に作った過去って不自然になる。

ライターでは無いのでうまくまとめられないですが、今後続編もおそらく無いと仮定してます。
製作時期が10年くらいの構想でしたので。

原作は桜木花道で始まり、27年ぶりの映画はいきなり宮城で、インターハイ初戦、豊玉戦も無くここで終わったら、
ものすごい中途半端だと思います。

27年ぶりに復活するなら最初から3部作構成等、
もう少し拾えて無い部分をつないで欲しかった。

好きがゆえの嘆きでございました。

読んでいただきありがとうございます。