2025年度の訪日外国人が4000万人を超えたとのニュース。
訪日外国人客数が年間4000万人突破 2025年 オーバーツーリズム対策など課題も
このニュースを見て、思い出すことや考えるところが色々とあります。
2015年に鴨川沿いの築100年超えの古民家を買い取りました。
当初は、住宅として転売をもくろんでいました。
上手くいけばいくらか利益を出せるかなとの思いでした。
当時他の案件も忙しくこの物件は手を付けず半年ぐらい保有したままでした。
鴨川に面した築100年の古民家、だんだんともっと価値のあるものではないかと思えるようになってきました。
2015~2016年当時、外国の観光客が目に見えて増えだしている状況でした。
中国人の観光客が大量に押し寄せて爆買いしているニュースなどがあったのもこの頃です。
ちなみに2015年の訪日外国人が1900万人、2016年が2400万人です。
2005年から2012年までは600~800万人で推移していたので、この頃に急激に増えだしているのも統計から明らかです。
僕がこの古民家を足掛かりに旅館業を始めた時、金融機関に提出した事業計画書に、日本政府が観光立国を目指して2020年までに4000万人の数値目標を設定していることなどを盛り込んで、この事業が伸びることなどを説明していました。
ですので、この4000万人と言う数字は僕の頭の中で常に意識していて、今までの推移も見守ってきたのであります。
2020年からコロナが蔓延して、東京オリンピックも延期後に限定的な開催になったことを踏まえると、5年遅れはしましたが目標に近く到達したのではないかと考えます。
旅館業の事業をしている身としては、訪日観光客数が順調に伸びて行っているので事業環境としては良いのですが、一方京都市民としての生活者の面からすると良いことはほとんど無いような気もします。
京都は外国人観光客で混みすぎています。
不満を感じている京都市民は相当多いのではないかと思います。
政府は2030年に6000万人の目標を掲げていますが、ここは数値目標ではなく、観光客の質や環境などに視点を置いて、クオリティの高い観光立国を目指してほしいなと思います。