コインランドリーのFC展開をする株式会社mammaciaoは、店舗にてダニ死滅とアレルゲン除去効果について検証しました。 高温多湿を好むダニは気密性の高い住宅や加湿器の普及により、季節にかかわらず大量発生することが指摘されています。布団など大型の布製品は家庭で対策をするのが難しく、大容量な機器を備えたコインランドリーが利用されることが増えたことから、今回、その有効性について試験しました。
コインランドリーのフランチャイズを展開する株式会社mammaciao(マンマチャオ)(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:三原 淳)は、コインランドリーの洗濯・乾燥機によるダニの死滅効果とアレルゲン除去効果について検証を行い、10月6日より公式HPと動画サイトに公開しました。
高温多湿を好むダニは気密性の高い住宅や加湿器が普及するにつれ、季節にかかわらず大量発生することが指摘されています。布団やカーペット、カーテンなど大型の布製品は家庭でダニ対策をするのが難しく、大容量な洗濯・乾燥機を備えたコインランドリーが利用されることが増えたことから、今回、その有効性について羽毛掛け布団とポリエステル敷き布団を用いて検証を行いました。
■ 検証1 ダニ死滅率/高温設定にした羽毛掛け布団は100%のダニが死滅
まず最初に、コインランドリーの洗濯乾燥処理でダニは死滅するかどうかを検証しました。親水性のある布袋などにダニを入れ、羽毛掛け布団とポリエステル敷き布団に設置しました。
ダニを埋め込んだ布団を乾燥機にかけた結果、どちらの布団もダニは100%死滅しました。洗濯後に乾燥をかけた場合では、羽毛掛け布団で100%、ポリエステル敷き布団で89.6%のダニ死滅率が認められました。
■ 検証2 ダニアレルゲン除去率/羽毛掛け布団もポリエステル敷き布団も80%以上
次にコインランドリーの洗濯機によるダニアレルゲンの除去効果を調べました。ダニアレルゲン溶液を添加し乾燥させた布を、やはり羽毛掛け布団とポリエステル敷き布団に設置しました。
通常の洗濯を行った後、設置した布からアレルゲンを抽出し測定したところ、羽毛掛け布団で81.7%、ポリエステル敷き布団で88.8%の除去効果が認められました。
■ ダニ対策なら洗濯と乾燥をセットで、乾燥は高温で60分がベスト
ダニは気温や湿度などの条件が整うと、6週間で150倍※にもなるといわれています。今回の検証により、乾燥機だけを利用してもダニを死滅させられることがわかりました。ただ、ダニの死骸やフンもアレルゲンとなることから、洗濯で除去したほうが安心です。
洗濯後の乾燥は生乾き臭を防ぐためにも羽毛のシングル掛け布団なら高温設定(78度)で60分を推奨してきましたが、ダニを死滅させるという効果を考えても適切な温度設定と時間であったといえるでしょう。
http://www.dreamnews.jp/press/0000161411/